“言葉が見つからない”……。mouse on the keysについて語ろうとすると、いつもこの言葉に帰結する。しかしながら、彼らが投げかけてくる“情報”について考えることは、不思議とストレスとなることはなく、続々と新たな楽しみを波紋のように作り出していく。東京のポスト・ロック・シーンで活動するバンドであることは間違いないが、その中でもひときわ異彩を放っているmotk。“ポスト・ハードコア”のボキャブラリーでは語りきれない一方で、エクストリーム・ミュージックの果てともいうべき“エモーション”が、ドラムとピアノを主軸とした彼らの美しいメロディと人間が演奏しているとは考えたくないような、激しい変拍子の渦にひっそりと息づく最新作『an anxious object』について、語ってもらった。 ――1stフル・アルバム『an anxious object』がついに完成しましたね。おめでとうございま
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