1月10日、インドの食品安全当局は、同国内で流通している牛乳の多くは、水で薄められているか、不純物が混ざっているとの調査報告書を発表した。写真は牛乳を積んだトラック。写真はニューデリーで2005年撮影(2012年 ロイター/IKamal Kishore) [拡大写真] [ニューデリー 10日 ロイター] インドの食品安全当局は、同国内で流通している牛乳の多くは、水で薄められているか、不純物が混ざっているとの調査報告書を発表した。不純物には化学肥料や漂白剤、洗剤なども含まれるという。 食品安全当局が今月行った調査では、各地で集められた牛乳のサンプル1791件のうち、約7割で水の添加や不純物による汚染が見つかった。脱脂粉乳やブドウ糖のほか、過酸化水素や尿素が含まれているものもあったという。 報告書では「洗剤が混ざった牛乳の消費は健康被害をもたらす恐れがあり、牛乳の処理時に衛生上の問題があること