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ブックマーク / www.wasteofpops.com (29)

  • 第74回紅白歌合戦の出場者のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    紅白の出場者出ました。 出場者のレーベルと所属事務所が気になったのでざっくり調べてみました。 ここんとこ毎年言っていますが、もうこの世には「老若男女広い層が認知している今年のヒット曲」なんてものは存在していない、ということは前提で。 嗜好が細分化されまくり、所属していると思っているコミュニティ内で情報を探れば自分好みの次の曲を見つけられるので、ヒットチャートに入っているレベルの曲でも興味があるジャンル外の曲は一切聴かずに済む状況。 こうなってしまったら、元々は「その年のヒット曲が一堂に会する場」であった紅白歌合戦が、これまで通りの紅白歌合戦であり続けることは非常に困難です。というかもう無理です。 多くの皆さんが仰るように「もうやめてしまえよ」というのが割と一番の正論ではないかとも思うのですが、それでもあがき続けて何らか「ぽい」ものを提示し続ける姿をウォッチするのが正直面白いのだ、ということ

    第74回紅白歌合戦の出場者のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2023/11/15
    個人的には我々50代が良く聞くロックやシティポップ系がないのが寂しい。後出しの内容次第では今年は流石に見るのをやめようかなと思う
  • ジャニーズの紅白出場のこと(2023年9月) - WASTE OF POPS 80s-90s

    ジャニーズ事務所の件、いろいろ各企業から起用しない宣言出たりとか、NHKでは先日「クローズアップ現代」の枠でここまでの総括のようなこともしておりました。 所属タレント起用を辞めると明言した企業は、じゃあ所属タレントが出演している番組へのスポンサードはどうなるのかとか、それも辞めるとなればそれこそ長期的には各テレビ局の番組への起用自体どうなるのか、まだまだこの先見えないところは多いです。 この問題は、性加害の部分とメディアや代理店・企業との不正な結託の部分があり、人権的な問題の側面と労働問題としての側面があり、また故人から旧経営陣から新経営陣から所属タレントからファンから、メディアによって排除されたグループからそのファンから所属事務所から、いろんな角度がありすぎて、ぼけっと見ていただけの自分がそう簡単に断定して断言できる類のものではないのですが。 ただ、2021年の紅白出場者が発表された際に

    ジャニーズの紅白出場のこと(2023年9月) - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2023/09/13
    今回ジャニース側としては東山社長のタレント活動終了で許してもらえると踏んでいたのがそもそもの間違いでこれで紅白の出場は厳しくなった。ただここで他のタレント対応まで求めるのはまだ早いと思う
  • Billboard Japanのチャート集計指標変更のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    ここのが一番記事としてはいい感じでしょうか。 Billboard Japan、Twitterの集計廃止 チャートハック目的の投稿減少なるか オリコンと並んで日のヒットチャートを集計しているBillboard Japanがその集計指標のうちTwitterとルックアップを除外することになったのですが、この発表を受けて一番ざわざわしているのは、ボーイズ・グループのファンコミュニティ界隈。 この界隈については以前にも言及したのですが、推しグループのチャートアクションを少しでもよくするために、ありとあらゆる努力を行います。 Twitterでもその集計数を少しでも上げるために、グループ名曲名にハッシュタグ付けてツイートしまくるのはもちろん、サブアカウントの作成を奨励しているところもあったりしたのですが、今回の措置によってそんな努力がもう数字に反映されなくなってしまいます。 というか、運営がそういうの

    Billboard Japanのチャート集計指標変更のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 「握手会」と最近のCD売上のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    音楽業界、「盤」を売るためにアイドル歌手が「握手会」を開催するというのは、自分が認識している限り1980年代からあったもので。 それらのほとんどはレコード会社の地方支社と地元のレコード屋が組んで、ちょっとした都市のジャスコとかのショッピングセンターであったり街中の公園のステージで開催され、数曲披露してからの握手会(もしくは購入したシングルジャケットにサイン会)という流れ。 私も、伊藤麻衣子さんがそういうキャンペーンで四日市の諏訪公園に来たのに行っています。可愛かったです。 当然ですが当時の「熱心なファン」の中には、何枚も購入して何回も握手する人も少なからずいらっしゃいました。そこらは今とさして変わりません。 菊池桃子等ごく一部は既に1980年代半ばの時点で「全国握手会」と称して大会場に大人数を集めての握手会を開催していたようですが、そういうイベントを他歌手も続々追随してメジャーな現象になる

    「握手会」と最近のCD売上のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2022/06/09
    個人的には個人がCDを大量に買い占める行為は全体としては微々たるものでも環境問題として好ましくはないのでこれを良しとするのはどうかなと思う
  • 今年のTSUTAYAとGEOの閉店っぷりのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    タワレコやHMVがこれまで我慢していた閉店を解禁したり、新星堂がズルズルと店舗を減らしていたり、相変わらずカウントダウンを進めているCD販売店界隈ですが、そんな中2大レンタルチェーンのTSUTAYAとGEOは、今年に入ってちょっと加速度が増した感があります。 今年に入ってから2月いっぱいまでの閉店および閉店決定店舗一覧。 【TSUTAYA】 01/04:TSUTAYA 石堂店(青森県八戸市) 01/07:TSUTAYA 瓢箪山店(大阪東大阪市) 01/15:TSUTAYA 大鳥居店(東京都大田区) 01/15:TSUTAYA 葛西店(東京都江戸川区) 01/16:TSUTAYA 函館港町店(北海道函館市) 01/16:TSUTAYA 東戸塚店(神奈川県横浜市戸塚区) 01/16:TSUTAYA 碧南店(愛知県碧南市) 01/19:WonderGOO TSUTAYA 江戸崎店(茨城県稲敷市

    今年のTSUTAYAとGEOの閉店っぷりのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 第72回紅白歌合戦の歌唱曲のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    紅白歌合戦の歌唱曲が発表されたので、「歌唱曲がいつリリースされたのか、売れた曲なのか、過去紅白で何回歌ったのか」の一覧を今年もやります。 曲名の後のカッコ内の数値が過去に歌った回数。数字無しは初披露。年はリリース年でカッコ内はシングル(フィジカル)の売上数。*が付いているのはカバー曲。 歌手名 曲名 発表年(売上) AI アルデバラン 2021(配信) あいみょん 愛を知るまでは 2021(17,400) 石川さゆり 津軽海峡・冬景色(12) 1977(727,000) Awsome City Club 勿忘 2021(アルバム) 上白石萌音 夜明けをくちずさめたら 2020(アルバム) 坂冬美 夜桜お七(8) 1994(149,000) 櫻坂46 流れ弾 2021(427,000) 天童よしみ あんたの花道(4) 2002(114,000) 東京事変 緑酒 2021(アルバム) Niz

    第72回紅白歌合戦の歌唱曲のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 五木ひろしのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    はい、来たるべき時が遂に来ました。 【50回連続で】五木ひろし、今年の紅白不出場を明言「区切りつけた」https://t.co/nIpw45HxGz 歴代最長となる連続出場50回を記録していたが、これでストップすることになる。「大きな区切りをつけました。この喜びを胸に終了したいと思います」と語った。 pic.twitter.com/sUYjZNawoW— ライブドアニュース (@livedoornews) October 17, 2021 紅白連続出場50回の大ベテラン、ここで卒業ということになりました。 言うても昨年の登場の際、クドいくらい「区切り」「区切り」と強調され、歌唱中には過去出場の映像が総集編のようにインサートされ、逆にあれで終わりでなかったら何なのレベルの状況ではあったわけですが。 それでも彼は、過去に出場しなくなった演歌勢のベテランとは明らかに異なる存在ではありました。 ま

    五木ひろしのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2021/10/20
    ミリオンセラーこそないものの特に70年代から80年代に掛けてコンスタントにヒット曲を量産していたため馴染みのある曲が多い。今聞くとバリエーションも豊かでもっと見直されても良いのかなと思う
  • タワーレコード新宿店が規模を縮小すること - WASTE OF POPS 80s-90s

    昨日、直前と言っていいタイミングでタワーレコード新宿店から出てきた割と衝撃的な告知。 【改装に伴う休業のお知らせ】 いつもご利用いただきまして誠にありがとうございます。 このたび、タワーレコード新宿店は改装準備のため、下記の期間休業いたします。 お客様にはご不便をお掛けいたしますが、ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/1rKQ84uZYQ— タワーレコード新宿店 (@TOWER_Shinjuku) August 27, 2021 現在は7-10階の4フロアある店舗を、8月30日からフロアを順繰りに休業させていき、10月8日からは9-10階の2フロア体制になるというもの。 タワーレコードはサブスクが全盛になってもコロナ禍になっても、店舗数を減らさずにここまで来ました。 この数年で3店舗オープンさせて閉店したのは今年3月、リモートワークだらけになったビ

    タワーレコード新宿店が規模を縮小すること - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2021/08/29
    サブスク時代に最後の砦だったライブやイベント開催もままならない状況では規模縮小はやむ無しかも。今後はオンライン配信などに力を入れるとしてもこうなると先を読むのが本当に難しいなと思う
  • 「輸入盤CD」がそろそろ終わりそうなこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    タワーレコードの渋谷店がイベントスペースを大幅拡張したり、新宿店の最上階をアナログ専門フロアにしたりといった動きは、「体験を売る」動きであったりとか、アナログの再評価があったりとかをキャッチアップした結果というのは、当然そうなのですが、そういう方針転換を行う上での前提として「そもそも日に入ってくる輸入盤CDのカタログ数が減少している」という状況がありまして。 2016年頃に、タワレコに行ってもThe Divine ComedyやThe Wedding Presentの新譜が入手できなくて、ということはそもそもCDが日に入ってくるのが相当に遅れているということじゃないか、みたいなことを言っていたのですが、結局待っても店頭には入ってきませんでした。 要するに洋楽はどんどんパッケージのリリース数が減っていて、多少作ってはいてもまとまった数が輸入盤として日まで届くことはないという状況。タワレ

    「輸入盤CD」がそろそろ終わりそうなこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2021/03/02
    最近は配信やストリーミングの音質が向上して敢えてCDを買う意義がなくなってしまった。CDでしか手に入らない音源を除けば最早コレクターズアイテムとしてしか生き残る道はないのかなと思う
  • 筒美京平氏のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    筒美京平氏が亡くなられたということで、1997年に腹を括って大2枚出して買って、結果大満足した作家生活30周年記念の4枚組×2セットを久々に引っ張り出してきたわけです。 これずっと聴いているとわけわかんなくなってくるんですよ。これ全部同じ人が書いた曲ってありえない。手癖のなさというか、引き出しの多さというか、天才作曲家と呼ばれる方何人かはいらっしゃいますが、その中でも何か他のそういう人には持ち得ないものを持っているというか。 手癖のなさというのはインプットの多さ故だとは思いますが、初期の頃には「パクりだろこれ」と言えてしまいそうなものも正直あります。が、初期を過ぎるともう「たぶん何か海外のものってるっぽいんだけど、完全に消化して出してきてるからよくわかんねえ」みたいな感じになっていて。その「消化」の能力というのは、凄まじいものがあったのだと思います。 自分が彼を強烈に意識したのは高校2年

    筒美京平氏のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 東京都心のTSUTAYAが一気に閉店すること - WASTE OF POPS 80s-90s

    レコファンの新店舗とほぼ同時に入ってきたのが、新宿TSUTAYA 歌舞伎町レンタル館の11月15日での閉店の報。 当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。このたび当店は、誠に勝手ながら11月15日(日)をもちまして閉店させて頂くこととなりました。 ※最終貸出日も11月15日(日)とさせていただきます。 25年間ご愛顧いただきましたこと、 スタッフ一同ここに謹んで御礼申し上げます。#新宿TSUTAYA pic.twitter.com/4atZInfZb9— 新宿TSUTAYA 歌舞伎町DVDレンタル館 (@SinjyukuTSUTAYA) October 5, 2020 さらに北千住店、中目黒店も同日に閉店という情報も入ってきています。 TSUTAYAの閉店は日全国で着々と続き、徐々に間引かれているわけですが、それは地方都市や郊外だけでなく、都心部も然りということで。 ここ数年のT

    東京都心のTSUTAYAが一気に閉店すること - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2020/10/09
    都心から消えているのは場所代の兼ね合いもあるのかな。その点ベッドタウンや地方は維持コストが安いのでビジネスとしてまだ成立しているのだと思う
  • 何で日本以外ではCD売れなくなったのか考えたこと(続き) - WASTE OF POPS 80s-90s

    前回、米津玄師のニューアルバムのCD売上がミリオン入ったこときっかけでこういうことを書いたのですが、やっぱ続きを考えるわけですよ。 2年ほど前に書いた記事。 アメリカと日の閉店のこと 現在、アメリカ国内にあるCD販売ショップチェーンはFYEのみ。それもアパレルやら雑貨やらとの兼売。そして2年前は250弱と書いていますが、今数えたら200切っていましたので、まあそういうことで。 全米を網羅する家電量販店チェーンBest Buyは2018年にCD販売から撤収しましたが、WalmartとTargetあたりの巨大ショッピングセンターはまだ売っています。 ただ、ここらへんは最初からきめ細やかな品揃えとかはしていなくて、売れ線の数百タイトルをすごい勢いで並べるだけですので、現状で大規模チェーンのCD販売が素晴らしく機能しているとは思えません。 UKにはまだHMVが健在ですが、2年前に経営破綻してカナ

    何で日本以外ではCD売れなくなったのか考えたこと(続き) - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2020/08/25
    これは業界やアーティストの抵抗もあってサブスクにおける邦楽のラインナップがなかなか充実しないことに尽きるのでは。つまるところお目当てのアーティストが聴けないと意味がないので
  • 今のAKB系・坂道系のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    とりあえずこういう世の中で、土曜も無観客ライブをネットで観たりしていました。 で、音楽番組がだいたい総集編になっていく中、ミュージックステーションとか一部の番組はいかに新たなコンテンツを制作して提供していくかいろいろ腐心しているようで、挑戦的な演出や企画も見られ、その創意工夫のプロセスを見るのが楽しかったりもします。 そんな中で、ほとんど見なくなってしまったのがAKB系・坂道系。これまでがやたら出ていた分、その落差がとても激しい。 でも考えてみれば、AKB系・坂道系はその存在からビジネスモデルがおよそ今の状況にアンマッチなわけで。 大所帯が故にステージ上で「密」にならざるを得ない状況のため、グループとしての番組・イベントの出演のハードルが高くなる テレビを筆頭に既存メディアでの露出に相当に依存しているため、番組制作が滞ると出演もてきめんに滞る 最も重要なイベントである握手会等の接触イベント

    今のAKB系・坂道系のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2020/06/01
    動画配信など布石は打っているのでこれでダメなら現状のビジネスモデル自体を見直すしかないのかなと思う http://www.nogizaka46.com/news/2020/05/46-1.php
  • 今後のオリコンチャートとCDの売り方のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    さて、緊急事態宣言が全都道府県に出されることになったわけですが。 これに沿って各道府県がどのような要請をかけるのかはまだわかりませんので、世の中のお店がどれくらい閉まるかはわかりません。 大手チェーンのCD店は、先に宣言が出された7都府県に所在する店舗は要請に応じて全て閉めていまして、TSUTAYAも直営の大型店は概ね閉店し、その他の店舗でも1階が書店で2階はCD/DVDの販売・レンタルのように分けやすいお店では2階をクローズしている事例も見かけます。 かつ、予約されたCDを代引きで配送するというような気の利いたサービスを行う店もなく、要するに既に現段階で「日の人口の半分近くが販売日・フラゲ日に店頭でCDを購入することができない」環境にあります。 正味、今オリコンのCDのみチャートで1位を取るようなミュージシャンの音源は、予約販売に相当に依っているわけですが、予約していても発売日に手にす

    今後のオリコンチャートとCDの売り方のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 1980-90年代SONY系ミュージシャンのストリーミング解禁っぷりのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    aikoがストリーミングに解禁されて、そろそろ現役第一線組についてはそろそろ「もとより出す気がない」組以外はだいたい出尽くしたのではないかと思います。 そこで、今後期待したいのは過去のメジャーになりきらないまま解散したバンドや、多少売れたもののそれ以降は地道にやってるソロミュージシャンとかの音源がどれくらい分厚くなるか。 特に80-90年代のソニー系のそこらへんは魅力的なラインナップが揃っていますので、とりあえず1980年代から90年代前半くらいまでにメジャーデビューしたソニー系レーベル所属のバンド・ミュージシャンがどれくらいストリーミングに出てきているのか確認。結果として今も一線で活躍しているバンド等も含んでいますが。 〇はソニー系からリリースされた、少なくともオリジナルアルバム音源は全部あるもの、△はソニー系からリリースされた音源はあるけど全部ではないもの、▲はソニー系からリリースされ

    1980-90年代SONY系ミュージシャンのストリーミング解禁っぷりのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • BARBEE BOYS@代々木第一体育館のライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    1月13日はBARBEE BOYS@代々木第一体育館。 BARBEE BOYSについてはまず、1980年代の彼らがどれくらいオリジナリティの塊で、そしてそれ故に解散以降過小評価され続けてきたのか、ということを申し上げねばなりません。 ようやく日でバンドによる音楽がミュージックビジネスの中心になりつつあった1980年代前半、それでも女性ヴォーカルバンドですら稀な時代に男女ツインヴォーカルというスタイルは、当時の世界中見渡しても超レア。 世界的に見て「男女が共にヴォーカルを取るバンド・グループ」の始祖的存在はIke And Tina Turner Reviewの一部楽曲、Peter, Paul and MaryやFleetwood Macあたりが挙げられますが、これらはメンバーの誰かがメイン・ヴォーカルを取る形であったり、ハモったりという形であって、ここまで並列の「ツインヴォーカル」という事

    BARBEE BOYS@代々木第一体育館のライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 2019年日本レコード大賞のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    紅白まだ見返していないのと、あとレコード大賞については触れておきたいので。 ここ数十年にわたって日レコード大賞は、その非常に政治的にしか見えない選考方針が取り沙汰されてきたのですが、少なくとも今年は非常に真っ当感のある選考でして。 最優秀新人賞は最も知名度がありセールスも大きいBEYOOOOONDSが順当に受賞。 大賞も、CD売上は乃木坂やAKBほどではなくても、恐らく多少音楽を聴いている人であれば「2019年最も親しまれた曲」として想起するであろうFoorinの「パプリカ」でした。 正直、自分は「パプリカ」は受賞しないと思っていました。理由は、メンバーの年齢的に21時を過ぎての出演はできないので、大賞発表後の歌唱ができないから、という点と、新人賞のBEYOOOOONDSがゼティマという、販売流通をSONYに委託しているレーベルなので、SONY系で両賞が被ることはないであろうと思ったこと

    2019年日本レコード大賞のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2020/01/04
    レコード大賞は昨年10月以降に発売された新譜が選考の対象であり例外はKANだけ。つまりFoorinが選考に入った時点で既に大賞は決まっていたのだと思う
  • 今、ストリーミングに楽曲を出さないミュージシャンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    遂にラルクが11日に、サザン・桑田佳祐他が20日にストリーミング解禁されまして、最後の分水嶺を越えた感がすごくします。 ラルクもサザンも、どう考えても新たに旧譜CD売ろうとするよりストリーミングを公開した方が儲かる曲多いと思うので、正直遅きに失した感があるとも思うのですが。 で、ここまで来ると解禁してないミュージシャンの方が珍しい状況になってきたのではないかと思い、思い付く限り検索してまだストリーミング解禁してないミュージシャンを探ってみたのですが、正味ここまでの実績として「日三大『ストリーミング出さない勢』」がいます。 「アップフロント」「Being」「ジャニーズ」 ハロプロが当にストリーミングに出てこないということは、アイドル界隈ではよく知られているのですが、調べてみたらKANさんも最近の2作以外は出てないし、スターダスト・レビューもアップフロント所属期の音源は出ていない。アップフ

    今、ストリーミングに楽曲を出さないミュージシャンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2019/12/24
    角松敏生さんはストリーミングどころか1994年CD化した旧譜を未だに発売している状況。版権絡みとは言え高音質で聞けないのは本当に寂しいと思う
  • 「J-POP」の定義と今後のこと(私見) - WASTE OF POPS 80s-90s

    昨日再オープンした渋谷パルコに屋が入っていないということが話題になっていたので、渋谷の商業施設に屋がどれくらい入っているのかざっくり確認してみたのですが。 ヒカリエ:屋なし ストリーム:屋なし スクランブルスクエア:TSUTAYA BOOKSTORE 東急プラザ渋谷:屋なし 渋谷パルコ:屋なし 東急百貨店店:MARUZEN&ジュンク堂 西武百貨店渋谷店:紀伊国屋書店 渋谷マークシティ:啓文堂書店 渋谷modi:HMV&BOOKS 非常にわかりやすく、新しくできた商業施設のターゲットに「書店は刺さらない」という判断をしているようです。 で、上記の商業施設で新譜の売れ線CDを売っているのは渋谷modiのHMV&BOOKSだけで、やっぱりCDは屋以下。 渋谷パルコのWAVEはアパレルとUSBと缶コーヒーの販売店という、何かよくわからないことになっていますが、同じくWAVEに入った

    「J-POP」の定義と今後のこと(私見) - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2019/11/24
    これは邦楽で売れ筋はJ-POP、売れ筋から外れているものはPOP、80年代などの古い音楽は歌謡曲で分けているようなので売れているものは全てJ-POPで良いのかなと思う
  • 第70回紅白歌合戦の出場者傾向のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    紅白歌合戦の出場者出ました。が、最近はビッグネームの後出し発表が多いので、これだけで判断できないのが辛いところ。 つうか、スピッツどうなったんだよ。今のところ白組の方が1組少ないのはそういうことか。 あと、Foorinに米津玄師が乱入するとかいう噂も聞きましたが、それはやったらあかん。「パプリカ」は圧倒的に未就学児童のためのコンテンツであり、そこに作者混じっても児童にとっては「誰やお前」状態です。それはよくないです。誰も幸せになれません。 そしてそれだけ出てきたとしても、昨年のあの盛り上がりは期待できそうになく、というか前回NHKスペシャルで放映された時に言った、年末まで引っ張る説が案の定当たった「AI美空ひばり」、あれはあれで素晴らしいのですが、盛り上がりの目玉にするには若干厳しく、さて一体どうするのか。 去年よりさらに出場者数減らすのか、という点は驚きでもありますが、これから小出しに隠

    第70回紅白歌合戦の出場者傾向のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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    monochrome_K2 2019/11/16
    個人的には永井龍雲さんや鈴木一平さんのようなフォークの人にも光を当てて欲しいけどフォーク系は本当に疎外されているなあと思う