米アマゾン・ドットコムの日本法人が国内の格安スマートフォン(高機能携帯電話)市場に参入することが23日、分かった。月額2980円で、音声通話と高速データ通信「LTE」が利用できるスマホを8月1日に発売する。大手通信事業者の約半額で利用できる格安スマホには、スーパーや家電量販店など異業種の参入が相次いでいる。インターネット通販大手のアマゾンの参入で、一挙に市場が拡大する可能性がある。 アマゾンが発売するのは、韓国LG電子が開発した最新スマホ「G2ミニ」に、仮想移動体通信事業者(MVNO)大手の日本通信の回線サービスをセットにした商品。契約後3年目からは端末代を除く通信料金1560円だけになる。 G2ミニは4・7インチ液晶ディスプレーを搭載し、背面に操作ボタンを配置するなど片手でも操作しやすいのが特徴。国内販売はアマゾンが最初となる。 日本通信のサービスはNTTドコモのネットワークを借りて提供