飲酒トラブルをめぐり、名門寮が揺れている。寮内での過度な飲酒が目に余るとして、東北大学が今月、学生自治寮「明善(めいぜん)寮」=仙台市青葉区=の寮生全員に9月末までの退去を通知。これに対し、寮生らが「やり過ぎだ」と対立を深めているためだ。25日には大学側と寮生が話し合いの場を持ったが、溝は埋まらなかった。退去期限まで約2カ月。杜(もり)の都の「日本4大自治寮」にも数えられる寮の行く末は見えてこない。 「『バンカラ』が伝統とはいえ、もしもの事故があったら取り返しがつかない。今に始まったことではないが、看過できない状態にきている」 寮の現状について、東北大総長特別補佐(学生支援担当)の東谷(ひがしたに)篤志教授(51)はこう嘆く。 東谷教授によると、寮での飲酒が問題となったのは少なくとも約10年前から。寮生の大半は未成年だが、主に週末、2年生が1年生に飲酒をさせ、5階の共用スペースの窓から嘔吐
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