大阪市は保健所業務のひっ迫で、今月4日以降、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された人のうち、およそ9200件分のデータが、大阪府の新規感染者の集計に反映できていなかったことを明らかにしました。大阪市では先に1万3000件近くの新規感染者のデータの入力に遅れが出て、改善を図っていたばかりです。 大阪市によりますと、府の集計に反映できていなかったのは、今月4日から7日までの市内の新規感染者のうち、およそ9200件分のデータです。 大阪市では、感染者の増加で保健所の業務がひっ迫し、先に1万3000件近くのデータの入力に遅れが出ました。 このため、体制を強化して作業にあたった結果、遅れていた分の入力は完了したものの、その後の発生届への対応が間に合わず、新たに9200件分の入力に遅れが出たということで、8日の大阪府の集計に反映させるとしています。 大阪市ではこれまでの倍にあたる1日80人の体制