タグ

ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (13)

  • コウテイペンギンの繁殖に壊滅的な打撃、南極半島西側で明らかに

    コウテイペンギンは海氷の上で子育てをする。海氷が割れたときにひなが生き残る可能性は低い。(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 学術誌「Nature Communications Earth & Environment」に8月24日付けで発表された論文によると、南極半島の西側のベリングスハウゼン海域で確認されているコウテイペンギンの5つのコロニーうち、4つのコロニーで繁殖が完全に失敗した可能性が高いという。 原因は海氷の減少だ。衛星画像は、ひなが十分に成長する前に海氷が崩壊してコロニーが消滅したことを明確に示していた。 南極の周辺だけに生息しているコウテイペンギンは、定着氷(海岸に接して動かない海氷)の上で繁殖し、産卵し、子育てをする。2022年、南極大陸の海氷面積は前年に出たばかりの過去最小記録を更新した。なかでもベリ

    コウテイペンギンの繁殖に壊滅的な打撃、南極半島西側で明らかに
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2023/08/31
  • 奈良公園のシカ、コロナ禍で「おじぎ」をしなくなる、研究

    奈良公園(奈良市)に生息する野生のシカが、新型コロナウイルス禍を経て耳と頭を下げる「おじぎ行動」を取らなくなっていることが、奈良女子大学などの研究グループの調べで分かった。観光客が激減すると奈良公園に出没するシカの頭数も減った。住宅街のカラスは生ゴミをあさるなど、生き物と人間の暮らしには密接な関係があることは知られていたが、人間活動が減ったことによる生き物への影響を調査した報告は珍しいという。 おじぎは「鹿せんべい」のためか 奈良女子大学研究院自然科学系生物科学領域の遊佐陽一教授(動物生態学)によると、野生のシカには元々、攻撃の前にストレスを感じると頭を下げる「おじぎ行動」が見られる。しかし、奈良公園周辺に生息するシカは観光客を見つけると「鹿せんべい」を求めて近寄り、おじぎ行動をとるという。同じようにシカとふれあえる観光地、宮島(広島県廿日市市)のシカはこのような行動を取らず、奈良公園周辺

    奈良公園のシカ、コロナ禍で「おじぎ」をしなくなる、研究
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2023/05/28
    ( 元記事 https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20230524_g01/ ではプレスリリースへのリンクがあって、リリースには論文のDOIが記載されてる
  • 意外としたたか ダチョウの素顔

    アフリカ共和国の喜望峰に程近い海岸線に堂々と立つ雄のダチョウ。体高2.75メートル、体重135キロにもなる世界最大の鳥にはユーモラスな魅力があるが、捕者たちにとっては手ごわい相手だ。(PHOTOGRAPHS BY KLAUS NIGGE) ダチョウはとぼけた鳥だというイメージがあるかもしれない。だが、捕者だらけの世界で彼らは抜け目なく生きている。 ダチョウといえば、とぼけた鳥だといったイメージをもっている人もいるのではないだろうか?身の危険が迫ったとき、敵の姿が見えなければ敵にも自分が見えないとばかりに砂の中に頭を突っ込み、現実から目を背ける大きな鳥だと。 こうした固定観念によって、ダチョウは間抜けな動物の典型とされてきた。だが、砂に頭を突っ込むイメージは、古代ローマの博物学者プリニウスが2000年も前に述べた説の受け売りにすぎない(彼は時に事実に反することを書いた)。ダチョウの姿を

    意外としたたか ダチョウの素顔
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2022/08/27
    ( 砂の中に頭を突っ込む説の出典?
  • 小さな無人島「ハンス」で50年続いた、奇妙な領土紛争が終結

    グリーンランドとカナダを隔てるナレス海峡に浮かぶハンス島。カナダとデンマークが奇妙な領土紛争を繰り広げてきた小島だ。50年にわたり、両国の当局者が代わる代わる上陸し、国旗やウイスキーボトルを残していった。(PHOTOGRAPH BY DAVE WALSH, EYEVINE/REDUX) 強風が吹き抜ける北極圏の無人島がカナダとデンマークの思いがけない紛争を引き起こして数十年、世界地図が描き直されることになった。カナダ最北端とデンマークの自治領であるグリーンランドを隔てる幅35キロメートルのナレス海峡に浮かぶハンス島を巡る紛争で、両国が「領有権を分割する」と2022年6月14日に発表したのだ。 この合意を、両国の当局者は国際協力における画期的な出来事として歓迎している。ときには国旗や酒瓶も登場した50年にわたる非公式な「戦争」についに終止符が打たれた。 ハンス島の歴史 紛争とはいうものの、歴

    小さな無人島「ハンス」で50年続いた、奇妙な領土紛争が終結
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2022/06/18
    ( "信州軍が連勝を続ければ、6万5千年後に太平洋が信州にやってくることになります。" https://tohyamago.com/experience/tsunahiki/
  • ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究

    家庭菜園や花壇では益虫とされるミミズだが、北米の多くの森林など、来ミミズが生息していなかった土地では、在来動物に意外な悪影響を及ぼしている。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN DALTON, MINDEN PICTURES) 2021年の暮れに亡くなった生物学者のエドワード・O・ウィルソン氏は、かつて昆虫のことを「世界を回している小さな者たち」と呼んだ。だが、この5年間、昆虫の激減を示す報告が集まっており、今後をめぐる議論が盛んに交わされている。激減の主な原因とされているのは、生息地の破壊、殺虫剤の過剰な使用、そして気候変動だ。(参考記事:「農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究」) だが3月30日付けで学術誌「Biology Letters」に掲載された論文が、少なくとも北米の広範囲における、もうひとりの意外な容疑者を指摘した。それはミミズだ。 この研究では、カナダの

    ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2022/04/02
    本家では論文やその他の発言等がリンクになってる https://www.nationalgeographic.com/animals/article/earthworms-invasive-north-america-hurt-insects slimy angelsか
  • 新型コロナウイルスはこうして広がっている、遺伝子技術で判明

    新型コロナウイルスの透過型電子顕微鏡画像。米国初の感染者から単離されたもの。球状のウイルス粒子(青く染色されている部分)の中に見える黒い点はウイルスのRNAの断面。(IMAGE BY CDC / HANNAH A BULLOCK; AZAIBI TAMIN) 無償で公開されているオープンソースプロジェクト「ネクストストレイン」(Nextstrain.org)は、アウトブレイク(集団感染)を起こした病原体の博物館のようなものだ。世界各地の研究機関が、患者から採取したウイルスの遺伝子配列データをここに投稿する。ネクストストレインはそのデータを使って、感染の広がり方を示した世界地図や、ウイルスの系統樹を描き出している。(参考記事:「オープンソースな養鶏は可能か―――遺伝子を企業支配から解放する」) ネクストストレインが取りこんだ新型コロナウイルスのゲノムは、3月末の時点で2000を超えた。データ

    新型コロナウイルスはこうして広がっている、遺伝子技術で判明
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2020/04/01
    "陰謀論を即座に打ち砕いた。" いつ位の話だろ。 https://twitter.com/sonkoubun/status/1229247805165690880 を思い出してふとリプ見ると別のナショジオ記事に言及してる人が https://twitter.com/shararan110662/status/1229289079352647682
  • 新型コロナ厳戒下の副作用? 動物フェイクニュースの拡散相次ぐ

    普段はにぎやかなベネチアの運河がパンデミックによって静けさに包まれる中、ソーシャルメディアでは、ハクチョウやイルカが戻ってきたという投稿が拡散された。その内容は真実ではないものの、ボートの往来が減ったことにより、運河の水は透明度が増している。(PHOTOGRAPH BY ANDREA PATTARO, AFP, GETTY) 感染者の急増からマスク不足まで、最近のツイッターには新型コロナのニュースが絶え間なく流れている。でも、なかには心をほっと和ませてくれる話題もある。人のいなくなったイタリア、ベネチアの運河にハクチョウやイルカが戻ってきたとか、中国雲南省の村にゾウの群れがやってきて茶畑で酔いつぶれたといった話題だ。 厳戒態勢にある国々の動物たちを取り上げたこれらの話題は、大量のリツイートを獲得しているばかりでなく、インスタグラムやティックトックでも爆発的に拡散し、新聞の見出しにもなった。

    新型コロナ厳戒下の副作用? 動物フェイクニュースの拡散相次ぐ
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2020/03/25
    ( 日本のニュースメディアだと、デマツイートは埋め込まず、アカウント名を明かさない形で記述するのが一般的な気がする
  • また太陽系の外から?急接近する奇妙な彗星を発見

    観測史上初の恒星間天体「オウムアムア」の想像図。8月30日、アマチュア天文学者が、おそらく太陽系の外から飛来した彗星を発見し「ボリゾフ彗星(C/2019 Q4)」と名付けられた。その軌道から、太陽系に1度だけ近づき飛び去っていくと考えられる。(ILLUSTRATION BY J. OLMSTED AND F. SUMMERS, NASA, ESA) 8月30日の夜明け前、ウクライナのアマチュア天文学者ゲナディー・ボリゾフ氏は、おかしな方向に進む奇妙な彗星を発見した。この天体は「ボリゾフ彗星(C/2019 Q4)」と名付けられた。現在、ボリゾフ彗星は速すぎて太陽の引力にはとらえられないことが、天文学者により暫定的に確認されている。つまり、太陽系を通り過ぎる恒星間天体の可能性が極めて高い。 今後の観測でもこの結果が変わらなければ、ボリゾフ彗星は、2017年に発見された「オウムアムア」以来、他の

    また太陽系の外から?急接近する奇妙な彗星を発見
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2019/09/19
  • 常識覆す奇妙なカニの化石を発見、カニ界に激震

    新たに化石が発見された9000万年前のカニ、Callichimaera perplexaの復元図。史上最も奇妙なカニかもしれない。(ILLUSTRATION BY OKSANA VERNYGORA, UNIVERSITY OF ALBERTA) カニとは何か? カニをカニたらしめるものはいったい何だろうか? 奇妙なカニの化石の発見によって、その答えが簡単ではないことがはっきりした。さらに、大規模な遺伝子研究とあわせ、カニの進化にいま新たな光が当てられようとしている。 4月24日付けの学術誌「Science Advances」に、現在のコロンビアで発掘された約9000万年前の化石に関する論文が発表された。この場所で発掘された化石の保存状態は素晴らしく、1センチ以下の小さなエビが見つかるほどだ。そんなことは極めて珍しく、熱帯ではこれまでに数カ所しか見つかっていない。 この場所から、ある奇妙なカ

    常識覆す奇妙なカニの化石を発見、カニ界に激震
  • 海水飲めないウミヘビ、水分補給の謎の一端を解明

    コスタリカ、ドゥルセ湾の入口付近の海面で休むセグロウミヘビ。(Photograph by Brooke Bessesen) 多くのセグロウミヘビは、一生を海の中で過ごす。めったに陸には上がらない。上陸したとしても、船を漕ぐパドルのようになった尾と、縦に平たくなった体のせいで這うことが難しく、陸では脆弱だ。猛毒を持つ彼らは、広く世界中の海に生息し、海流に乗りながら水面近くの魚を捕する。(参考記事:「セグロウミヘビ、「漂流」で太平洋を横断か」) 他の爬虫類と同じように、セグロウミヘビも生きるために水を飲まねばならない。しかし、常に海水に囲まれた状態で、一体どうやって喉を潤すのだろうか? 2月7日付けの学術誌「PLOS ONE」に、その謎の一端を解き明かした研究が発表された。(参考記事:「“2つの頭”を持つウミヘビ」) セグロウミヘビはかつて、周囲の海水をそのまま飲むのだと思われていた。「教科

    海水飲めないウミヘビ、水分補給の謎の一端を解明
    moodyzfcd
    moodyzfcd 2019/02/21
    イルカはどうやって水分を摂っているのか https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20170707-00073004/
  • “痕跡器官”とされた脾臓の役割解明

    人間の消化器系を示すイメージ図。左上に腎臓に似た形をした紫色の脾臓がある。2009年7月に発表された研究によると、マウスを対象に調査した結果、役立たずと思われていた脾臓は、実際には損傷を受けた心臓の回復に欠かせない役割を果たしていることがわかった。 Illustration by MedicalRF.com/Visuals Unlimited 人体には虫垂や扁桃腺(へんとうせん)、余った血流路など、痕跡器官と呼ばれる臓器が存在している。進化の名残ともいえるこのような器官は、あっても無くても人体にはそれほど影響がないと考えられてきた。しかし、医療研究技術の発達に伴い、痕跡器官にも実際には懸命に働いている臓器があることがわかってきた。 痕跡器官の好例が脾臓(ひぞう)である。最新の研究によると、損傷を受けた心臓の回復に欠かせない役割を果たしていることが判明したという。脾臓は腎臓に似た形で腹部の左

    “痕跡器官”とされた脾臓の役割解明
  • 特集:ウナギの不思議 2010年9月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

  • 第3回 完全養殖ウナギの量産化はどこまで可能か?

    で流通するほとんどのニホンウナギは養殖されたものであるが、現在の技術では市場に出せるほどに大量のウナギを卵から育てることはできていない。ウナギの稚魚であるシラスウナギを捕まえ、養殖池で育てて初めて出荷可能な成魚が得られるため、日の養鰻業は天然ウナギ減少の影響を大きく受けることになる。 そこで、天然のシラスウナギに頼らない養殖技術の確立が目指されており、水産総合研究センター増養殖研究所の研究グループを中心に親ウナギから採取した卵を親ウナギにまで育て、さらに次世代を生み出す完全養殖技術の開発が進められている。 研究室レベルでは2010年に完全養殖が実現しているものの、商業レベルでシラスウナギを提供できるまでには至っていないため、公開シンポジウム「うな丼の未来2」では同研究所の田中秀樹さんが登壇。人工的なシラスウナギの量産技術の開発状況について紹介した。 遺伝子工学を応用してウナギの生殖刺

  • 1