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ブックマーク / obiekt.seesaa.net (53)

  • くらま事故で社民党と労働組合が海上自衛隊に理不尽な謝罪要求

    関門海峡で海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国コンテナ船「カリナスター」の衝突事故は、主原因が「カリナスター」にある事がほぼ確定しています。 それなのに、佐世保地区労と社民党佐世保総支部、全日港湾労組は海上自衛隊に謝罪要求を行ってきました。 関門海峡・護衛艦衝突:謝罪と原因究明、海自に申し入れ--労組など /長崎 - 毎日新聞関門海峡で海上自衛隊佐世保基地所属の護衛艦「くらま」と韓国船籍のコンテナ船が衝突した事故で、佐世保地区労と社民党佐世保総支部、全日港湾労組は20日、海自佐世保地方総監部の加藤耕司総監あてに謝罪や原因究明を求める申し入れ書を提出した。 申し入れ書は、昨年2月のイージス艦「あたご」の漁船衝突事故に触れ「教訓が全く生かされていない」と指摘。早急な原因究明▽国民と港湾利用者への謝罪▽自衛艦の関門海峡通航停止あるいは夜間などの通航停止▽佐世保港湾での安全航行の具体策の明示--

    くらま事故で社民党と労働組合が海上自衛隊に理不尽な謝罪要求
  • フジサンケイが原子力空母を捏造

    な・・・なんじゃこりゃ? 露大統領 空母早期引き渡し指示 対印「遅れたら重大な結果」:フジサンケイ・ビジネスiロシアのメドベージェフ大統領は2日、同国の艦艇建造会社セブマッシュに対し、インドに引き渡すことになっているロシア海軍の改キエフ級航空巡洋艦(航空母艦)「アドミラル・ゴルシコフ」の近代化改装を急ぐよう指示した。大統領は「空母を早くインドに届けなければ重大な結果を招く」と述べた。 同艦(インドでの呼称は「ビィクラマディティア」)の引き渡しは大幅に遅れている。改装契約は、ロシアとインドの広範な防衛産業協定の柱だが、良好な印露関係の対立点にもなっている。2004年に締結した契約は改修費が16億ドル(約1500億円)、08年に引き渡しとなっていた。ところが、引き渡し遅延に加え、ロシア側はいまや総工費を28億ドルと見積もっている。 セブマッシュの幹部は2日、通常動力から原子力動力への変更、戦闘

    フジサンケイが原子力空母を捏造
    moondriver
    moondriver 2009/07/14
    今回のはまず間違いなくフジサンケイのポカだろうけれども、コメント欄を見ていると「艦船をぶった切って継ぎ足す、あるいは前後別々の船に作り変える」なんてケースも意外と存在するようで驚き
  • 岡部いさく氏が降臨、F-2戦闘機の誤認識を「世界の駄っ作機」5巻で訂正すると約束

    人のコメントを頂けるとは、まさか思ってもいませんでした。7月6日に書いた記事『岡部ださく「世界の駄っ作機4」に記載されたヘンな支援戦闘機の話』のコメント欄122番です。 すみません、人です。 いろいろなご指摘、ありがとうございます。 実は「駄っ作機4巻」の巻末は、2003年10月の 連載100回記念のコラムを、そのまま訂正せずに 収録してしまったものです。 当時はF-2にもいろいろ言われていまして、 あの部分は、そのころの認識を反映したものでした。 巻末特別編の冒頭に、当時の記事であると記載してあるので、その点は時代の「」つきでご理解 いただけるものと、甘く考えておりました。 やはり、その後の改修などで改善されている、と 書き添えるか、改訂しておくべきでした。 (巻掲載にあたり一部改稿、とあるのは、 コラム冒頭の、そして単行第4巻の~、 という部分です) 第5巻が刊行になりますと

    岡部いさく氏が降臨、F-2戦闘機の誤認識を「世界の駄っ作機」5巻で訂正すると約束
    moondriver
    moondriver 2009/07/13
    このところやたらと狭量な人しか見てこなかったので間違いを認めて訂正する人は心が洗われるわー……
  • どんどんエスカレートするロシアの迎撃態勢と北朝鮮の核挑発行為

    北朝鮮の弾道ミサイルに対する日米の迎撃態勢よりも、むしろロシアの迎撃態勢の方が段々と激しくエスカレートしてきました。ロシア独自のミサイル防衛システムS300Vだけでなく、最新鋭の迎撃システムS400を極東に配備すると発表した矢先、今度は更に踏み込んだ迎撃方針を示したのです。 北朝鮮ミサイル、国境沿いに飛行すれば撃墜する―ロシア:サーチナ香港の衛星テレビ局、鳳凰衛視によると、ロシア軍のアレクサンダー・ブルチン中将(写真左)は22日までに、北朝鮮のミサイルがロシア国境沿いに飛行した場合には撃ち落とすと述べた。 ロシア外務省は22日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と米オバマ大統領が発表した5カ国会合を支持する考えを表明。同会合は朝鮮半島の核問題を話し合う6カ国協議参加国のうち、北朝鮮を除く日・米・韓・中国ロシアによる事態収拾を目的とする。 ブルチン中将は、ロシア外務省の5カ国会合支持の表

    どんどんエスカレートするロシアの迎撃態勢と北朝鮮の核挑発行為
  • ジブチへのP-3C派遣で珍説を唱えるサンデーモーニング

    5月17日に放送されたTBSのサンデーモーニングで、岸井成格・毎日新聞特別編集委員が、ソマリア海賊対策で海上自衛隊のP-3Cがジブチに派遣される事について、非常に的外れな解説をしていました。 ○岸井成格『特にあのー、P-3Cの所で、ちょっと気になるんですが、あれは、実際の任務って何があの飛行機の目的かと言うと、対潜哨戒機なんですよ。潜水艦の情報を得るっていうのが、あの飛行機の目的なんですよ、元々。いわゆる警戒でね、上空を飛ぶというのは全然違うんですよ、役割が。少なくともそういうものを派遣するってことは、次のステップを考えてるって事ですよね?』 ○関口宏『何だろ、目加田さん』 ○目加田説子 『なんか不気味ぃ、ですよねぇ・・・(以下略』 対潜哨戒機は潜水艦相手にだけ使うものじゃないんですけど、何を言ってるんだろうこの人達・・・ソマリア沖海賊対策で各国は対潜哨戒機を出していますけど、これらの国に

    ジブチへのP-3C派遣で珍説を唱えるサンデーモーニング
    moondriver
    moondriver 2009/05/23
    "なんか不気味ぃ、ですよねぇ・・・" 知識がなくて要点を指摘できないから「なんか不気味」などという曖昧な表現になる。そしてツッコまれる
  • 中国が提案する海賊対処案

    この件、あまり報道されていませんよね。良い提案だと感心したのですが・・・ ソマリア沖海賊対策、中国が護衛海域分担案 「効率高まる」:日経新聞【北京=佐藤賢】中国政府が東アフリカのソマリア沖の海賊対策を巡り、軍艦を派遣している各国に、護衛海域を分担して共同対処するよう提案していることが2日、明らかになった。現在は軍艦が自国にかかわる民間船舶に併走して安全を確保する「護送船団方式」を採用する国が多いが、国別の海域分担制に変えて効率を高めるのが目的。国際航路の安全確保に向けた国際協調体制を主導する狙いもある。 中国が米国などと担当海域を分担すれば、部隊運用で初の共同対処になり、中国と国際社会との軍事交流は新たな段階に入る。日政府は中国の意図を分析しながら提案に乗るか慎重に検討している。 日も海賊対処法案を通し次第、これに乗るべきでしょう。アメリカNATOロシア、インドにも声を掛けて実現で

    中国が提案する海賊対処案
  • リムピースの着眼点の鋭さ

    もはや軍事マニアの間では説明する必要も無いかもしれない、生半可な軍事サイトよりも超詳しい反戦平和団体の軍港ウォッチ集団『RIMPEACE「追跡!在日米軍」』より、横須賀港へのオハイオ入港の記事を紹介します。 原潜オハイオ、横須賀基地に寄港(08.10.16) 弾道核ミサイル24発を搭載していたオハイオ他の4隻は、対地トマホーク搭載・特殊部隊輸送の2つの任務に特化した原潜に生まれ変わった。2007年会計年度から2008年会計年度にかけて、4隻の改造が完了するスケジュールだ。 SSGNという名前になったオハイオ(SSGN726)は、改造第1号として太平洋艦隊に配属され、2007年10月にブレマートンから出港した。運用は3ヶ月に一度クルーの交代をする2クルー制で、3回の交代を予定している。計算上は、横須賀が1年間の航海の最後に近い寄港地となる。 搭載可能な対地攻撃用トマホークは最大154発だが、

    リムピースの着眼点の鋭さ
  • ピースデポ梅林宏道の原潜オハイオに対する頓珍漢な懸念

    巡航ミサイル原潜「オハイオ」が横須賀港に入港しています。元は弾道ミサイルを搭載する戦略原潜だったのですが、ロシアとの核軍縮条約START2で戦略原潜を削減する事になり、オハイオ級全18隻の内4隻からトライデント弾道ミサイル24発を撤去し、代わりにトマホーク巡航ミサイル154発を搭載する改装を施しています。 入港当初は反戦団体による抗議行動はありませんでしたが、今日になって行われています。それと同時に「詳しい専門家」が「非常に頓珍漢」な懸念を語っているのですが・・・ 『オハイオ』横須賀基地入港 常態化に不安の声 市民団体、きょう抗議行動:東京新聞米軍の戦略に詳しい特定非営利活動法人(NPO法人)「ピースデポ」特別顧問の梅林宏道氏は「オハイオは外見上、改装前の核搭載型との見分けがつきにくい。ミサイル発射の際、核攻撃を受けたと誤解した相手国が、核で報復する可能性もある」と懸念する。 正に杞憂です

    ピースデポ梅林宏道の原潜オハイオに対する頓珍漢な懸念
  • F-35B "BF-1" のSTOVL映像?

    これはCGで作られたネタ動画です。機密保持扱いの映像・・・ではないですよねぇ・・・ トランスフォームする戦闘機(動画) : Gizmodo Japan戦闘機がトランスフォームします。物です。 機密保持扱いのはずの映像が、先週YouTubeにアップされていました。これは2年前に米ノースロップ・グラマンが撮影した映像。後にF-35と呼ばれる戦闘機のプロトタイプ「X-35」だそうです。デモテープですら公開が許されてなかったはずなのに思いっきりYouTubeにあって、これに関わっていた担当者は肝が潰れそうになったとのこと。 でもこうして公開されちゃったんだからもう機密保持もなにもないですね。 このCG映像、実は1年前に出回っていたものです。ギズモートが「先週YouTubeにアップされていた」と示している動画と同じ内容のものが、別個に去年の段階で既に投稿済みだったんです。 YouTube - F-

    F-35B "BF-1" のSTOVL映像?
  • ゴリに着弾したロシア軍の大型ミサイル(イスカンダルと推定)

    今回のグルジア戦争で、ロシア軍は弾道ミサイルを使用したことが分かっています。ポチ市ではSS-21短距離弾道弾が転がっており、動かぬ証拠となっています。Civil.Ge | Photos そしてアメリカ海軍の公式サイトに、ゴリ市に着弾したロシア軍の大型ミサイルの不発弾の画像が掲載されています。 A Russian missile lies largely intact in the master bedroom of a home in Gori.|U.S.Navy 直径が大きい・・・もしかして、SS-21ではない? ポチ市に着弾したSS-21と画像を比較して見ます。 上がゴリ市で見付かった不発ミサイル、下がポチ市で見付かった不発ミサイルです。下のミサイルは安定翼の特徴などからSS-21の可能性が高いのですが、上のミサイルはそれより一回りは直径が大きいようにも見えます。微妙だし対比できるもの

    ゴリに着弾したロシア軍の大型ミサイル(イスカンダルと推定)
    moondriver
    moondriver 2008/10/08
    テクノバーンの誤報・誤訳の中では可愛いレベル
  • 伊藤さん誘拐殺害事件を"単なる事故"で片付ける伊勢崎賢治の異常な論理

    伊勢崎賢治氏はアフガニスタンでのDDR(武装解除・動員解除・社会復帰)で大きな功績を上げた人です。NGOや国連職員として世界各地の紛争処理に携わり、「紛争屋」を自称しています。しかし武装解除で兵器と関わっている割には基的な軍事知識での誤解(インド洋給油)も見受けられ、また現地武装勢力への異常な肩入れをしている様子は、首を傾げざるをえません。 緊急集会「ペシャワール会・伊藤さんの死を問う」-JanJan◆伊勢崎賢治(軍閥武装解除の国連ミッションを担当した): 犯人はタリバンではない。タリバンは社会運動。伊藤さん殺害は政治的犯行ではない。事故の意味あいが強い。私はアフガニスタン大使館にいた時から中村さんを畏敬の念で見ていた。「ペシャワール会」の情報収集力は在外公館が束になってかかってもかなわない。そこがやられたのだから事故です。 この部分だけを読んでも、伊勢崎氏の言いたい事が全く理解できませ

    伊藤さん誘拐殺害事件を"単なる事故"で片付ける伊勢崎賢治の異常な論理
  • ロシア軍、作戦行動を停止

    ロシア軍が作戦行動を停止しました。南オセチアからグルジア軍を駆逐し、アブハジアでもコドリ渓谷に陣取っていたグルジア軍を掃討、両地域の制圧を完了した上での表明です。 後は停戦交渉となるわけですが、当然、この状況下ではロシア側は自分達に優位な条件を要求して来ます。グルジア側としては欧米の外交圧力に期待して、どうにかしてロシアの影響力を削ごうとして来ます。しかし・・・ 北野 幸伯 ロシア政治経済ジャーナル No.529 2008/8/10号グルジアは、停戦の条件として、「南オセチアとグルジアの間に展開する平和維持軍をロシア軍ではなく、NATO軍あるいは国連軍にすること」を求めてくると思います。 そうなれば、NATO加盟国でないグルジアでも、実質NATOに守られることになる。 当然、南オセチアの独立は不可能になるでしょう。 これは話にならないです。国連の停戦監視団はまだしも、国連平和維持軍やNAT

    ロシア軍、作戦行動を停止
  • ミサイル防衛システムの恐ろしい実態?

    毎年、この時期は原爆関連の話が多く出回る時期です。今週の電波書評は反核運動の旗手、ヘレン・カルディコットの著作『狂気の核武装大国アメリカ』から。著者のオーストラリア出身のカルディコット博士は米シンクタンク核政策研究所(NPRI)の理事長なのですが、元は小児科医なので兵器(核兵器含む)についてあまり詳しくないみたいです・・・。 今週の棚:田中優子・評 『狂気の核武装大国…』=ヘレン・カルディコット著 - 毎日jp「日語版への序文」で著者は、日の軍事予算が世界第五位であり、北朝鮮脅威論のもとでアメリカが日に核兵器生産の合法化を迫っていることや、ミサイル防衛システム共同開発のための覚え書きに調印済みであることを指摘している。この防衛システムの実態も恐ろしいものだ。「ミサイルを発射されても迎撃できるのだから大丈夫」などと思っているととんでもない。核兵器を積んだミサイルを発射直後あるいは大気

    ミサイル防衛システムの恐ろしい実態?
  • 生存者の新証言で潜水艦当て逃げ説が本当に浮上

    これは・・・田岡氏の説が、当に信憑性を帯びてきたのかもしれません。調査結果次第ですが、以前書いた記事は謝罪した上、撤回しなければならないかもしれません。 千葉沖漁船転覆:乗組員「船底に衝撃」 潜水調査を検討 - 毎日jp千葉県犬吠(いぬぼう)埼沖で6月、福島県いわき市の巻き網漁船「第58寿和(すわ)丸」(全長38メートル、135トン)が転覆し死者4人、行方不明者13人を出した事故で、原因究明をしている横浜地方海難審判理事所が、救助された乗組員から「右舷船底に強い衝撃を受けた」との証言を得たことが分かった。理事所は衝撃による損傷の有無を調べるため、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)に対して、深海潜水調査船の派遣依頼を検討し始めた。 記事内では何処にも「潜水艦」という言葉は述べられていませんが、135トンの船がクジラとぶつかった程度で沈まないですし、浮流機雷はとても考え難いので、新証言が確

    生存者の新証言で潜水艦当て逃げ説が本当に浮上
    moondriver
    moondriver 2008/07/23
    仮に本当だったとしても、どうにも「瓢箪から駒」「嘘からでた実」という印象が……
  • ようやくペリー級フリゲートがミサイルを撃てない事を理解した人々の反応

    アメリカ海軍のオリヴァー・ハザード・ペリー級フリゲートはミサイルランチャーを降ろしてしまい、ミサイルフリゲートと名乗れなくなった現在、このクラスは海上臨検行動専用艦である・・・この事は3年前に書いた記事と、今年5月に書いた記事でも述べましたが、ようやくこの事実がマスコミや市民団体にも伝わり始めました。実に目出度い事です。 米フリゲート艦、下関に親善寄港 - 毎日jp米海軍第3艦隊のミサイルフリゲート艦「サッチ」が14日、下関港に寄港し、市関係者らの歓迎を受けた。友好親善が目的で、18日まで児童の養護施設や地元の海上自衛隊などと交流する。 空母ロナルド・レーガンの打撃群に所属。76ミリ単装砲や対潜用ヘリなどを備え、高い攻撃力を誇る。艦長のデビッド・ハース海軍中佐は「下関は初めてで楽しみにしている。歴史文化を学びたい」と歓迎に応えた。 一方、今回の寄港を巡って、市民団体が「イージス艦や原子力

    ようやくペリー級フリゲートがミサイルを撃てない事を理解した人々の反応
    moondriver
    moondriver 2008/07/17
    結局「主張が先にありき」なので、ミサイルが付いていようがいまいが文中の単語が入れ替わるだけの話。仮に76mm砲や対潜ヘリを撤去してもなお、「高い攻撃力」を誇ってると思う
  • 『経済界』7.15号で田岡俊次氏が「MLRS調達費用2千億円が無駄になる」とトンデモ主張

    隔週で刊行される経済誌の「経済界」7/15号で、軍事アナリスト田岡俊次氏が連載コラム『軍事の「常識」「非常識」』で以下のような主張を行っています。 クラスター爆弾禁止条約で明るみに出た自衛隊の失態:『経済界』 2008年7.15号クラスター弾の調達費用は276億円だが、日は1両約20億円のMLRSの自走発射機を100両も買い込んだ。弾をすべて破棄するとその分2千億円も無駄になります。 いやだから・・・どうして弾薬(M26クラスターロケット弾)を破棄したら発射機(M270)が無駄になるんですか? 新しく単弾頭のロケット弾(M31ユニタリーロケット弾)や、禁止条約の対象外となる「最新型」クラスター弾頭を配備すれば済む事でしょう。発射機は使い回せます。どのみち陸上自衛隊で初期に配備されたMLRS用の弾薬は経年劣化で更新時期が来ており、禁止条約とは無関係に弾薬は入れ替える必要が出ていました。陸自

    『経済界』7.15号で田岡俊次氏が「MLRS調達費用2千億円が無駄になる」とトンデモ主張
  • スパイクさんからの反論らしき記事の欠点について(港湾へのクラスター爆弾攻撃)

    今回のスパイクさんの記事、ツッコミどころの多いですね・・・取り合えず、私が書いた「ノルウェー防衛ではクラスター爆弾が使い難い(市街地付近ないし市街地そのもので上陸戦闘が行われる為)」という主張(6/9の記事)への反論らしき部分を取り上げ、スパイク通信員こと田中昭成氏が根的な認識不足に陥っている事を指摘します。 ところでスパイクさん、貴方は「今後、引用元を明確にする」(6/14の記事)と言っていたのに、今回名指ししていないのは何故ですか。私の書いた「自国の港湾部へのクラスター爆弾攻撃がし難い」という話への反論でしょう、貴方のコレは。 クラスター爆弾の欠点について|スパイク通信員の軍事評論上陸作戦には、上陸用の海岸の他に、必ず補給拠点となる港湾が占領されます。こうした港湾を占拠した敵に対して、クラスター爆弾を用いるのは有効です。多少、民間施設に被害が出るとしても、船から降ろされた兵士や装備が

    スパイクさんからの反論らしき記事の欠点について(港湾へのクラスター爆弾攻撃)
  • エムデン報道で京都新聞に劣る産経新聞の姿勢

    前回の記事「エムデンの艦載ヘリが海賊船を追い払ったわけではありません」で指摘した産経新聞の記事の問題点は2点です。 一つ目はエムデン号艦載ヘリの活躍を事実と違う、勝手な空想で語った事。 二つ目はエムデン号が海賊船を捕捉した時、臨検できなかった事を語らなかった事。 前回はヘリコプターの件を中心に語りましたので、今回は臨検についての話をします。話のインパクトとしては、勝手な空想を事実であるかのように語ったヘリの件のほうが強烈なのですが、新聞記事のあり方として考えると、事実を事実として語ろうとせず、恐らく故意に語ろうとしなかった臨検の件のほうが、当は問題がより大きいと私は考えます。 エムデンの件は日でもニュースで報じられています。毎日新聞も報じていますし、この件を論説記事として書いた新聞社は二つあります。一つは問題の産経記事ですが、もう一つは地方紙の京都新聞です。 五代目エムデン号:京都新聞

    エムデン報道で京都新聞に劣る産経新聞の姿勢
    moondriver
    moondriver 2008/06/26
    ”私は京都新聞の記事の主張は支持しませんが、記事そのものの姿勢は、産経の煽り記事などよりも真っ当なものであると評価します”
  • 産経新聞の野口裕之記者によるMLRSデマ報道

    もう産経新聞に軍事報道を行う資格があるのかどうか・・・煽りさえできれば事実なんてどうでも良いのでしょうか。 【軍事情勢】クラスター禁止は国土防衛の危機 野口裕之|産経新聞iza代替火砲導入となると、さらに非現実的だ。MLRSの1個発射機当たりの瞬間制圧面積は、155ミリ自走砲を主力とする1個特科(砲兵)連隊(1100人)の火力に匹敵。従って、現有5個MLRS大隊(90発射機/1500人)を廃止するのなら、90個特科連隊(9万9000人)の増強が必要となる。1分間に発射可能な弾薬重量でも、155ミリ自走砲と比べると3倍近くの開きがある。人員で計算し直すと、1個MLRS大隊(300人)の瞬間交戦能力は3個特科連隊(3300人)に相当。現有5個MLRS大隊を解隊すれば、その穴埋めに15個特科連隊(1万6500人)を新設せねばならない。 これは大隊と連隊をゴッチャにしていますね。例えば後半の弾薬重

    産経新聞の野口裕之記者によるMLRSデマ報道
    moondriver
    moondriver 2008/06/21
    推進派だろうが規制派だろうが、主張するときにはデータはちゃんと調べよう、と。自説に有利ならデータが間違いでも捏造でも構わないというような態度なら、論自体の信憑性が疑われる
  • 海岸線防御兵器「水際地雷」と反対運動

    対人地雷やクラスター爆弾の代替兵器として、既に存在している「水際地雷」が挙げられます。これは敵上陸部隊に対してかなり効果的な兵器ですが、敵上陸中のワンチャンスしか使える機会が無く、上陸直前の短い準備期間にどれだけ設置できるかも問題で、使用が限定される兵器です。この兵器は水陸両用車両による敷設の他に、ヘリコプターによる空中投下も出来ます。 水際地雷|Missle&Arms しかし、例によって存在そのものを消し去ろうとする人達も居ます。 美浜の自然を守る会~水際地雷反対5月30日にはダブリンの国際会議でクラスター爆弾の全面禁止条約が採択され、最後まで態度を保留していた日も条約受け入れに踏み切りました。1997年の対人地雷禁止条約に続いて喜ばしいニュースです。これまで何度も無辜の人々を大量に殺してきた水際地雷(機雷)も禁止の方向に向かっていくことを願ってやみません。 地雷や爆弾と比べて、機雷が

    海岸線防御兵器「水際地雷」と反対運動