欧米人の女性は、あまりブラを着用したがらない傾向がある。しかし、ドイツでは、前線で働く3000人の婦人警官にまもなくブラの着用が義務付けられる見込みである。つまり、彼女らは、もうノーブラで勤務することができなくなるのだ。 自身も実際に“耐弾ブラ”を試用しているカルメンさんによれば、このブラの導入により婦人警官の命が救われるのは確実だという。「だから、これは決して話題作りではないのですよ」と彼女は念を押す。 「POLICE」の文字があしらわれた“耐弾ブラ”は、コットン、ポリエステル、弾性素材、その他の人口素材を組み合わせたもので、分厚いパッドが入っている。金属、プラスチック材、ファスナーなどは一切使用されていない。 ここで注意すべきなのは、このブラがあくまで“耐弾ブラ”であって“防弾ブラ”ではない点である。残念ながら、このブラを着用しているだけでは、婦人警官の乳房への着弾を防ぐことができない