スペインのハエンで、オジフォール・Aという名のナイジェリア出身の36歳男性を被告とする公判が続けられてきた。オジフォール被告の弁護団は、こう主張していた。「彼の持ち物はそんなに大きくありません。彼の仕業ではないのです」 弁護団は、彼のペニスサイズと原告女性が局部に負った傷を照合し、2つに相関がないと主張した。もっと大きいペニスでなければ、このような傷を負うはずはない。ゆえに被告は無罪である、と。 原告女性は、被告の元恋人。彼女がまだ16歳だった1998年に、オジフォール被告にレイプされたと訴えていた。さらに、彼女の妹と友人もレイプされたという。ただし、女性が訴えを起こしたのは、1998年から4年も経過した2002年のことだった。 このたび、オジフォール被告に無罪が言い渡された。ただし、裁判官たちが無罪の審判を下したのは、弁護団から提出されたペニスサイズ計測値を無罪の証拠として採用したからで