妻と他の男性のセックスを見たい アメリカでは8月末、キリスト教福音派の“総本山”ともいわれるリバティー大学のジェリー・ファルウェル・ジュニア学長が辞任した。妻が他の男性とセックスするのを見る行為を何年も続けていたという疑惑が報じられたためだ。 ファルウェルは疑惑の詳細を否定しているが、もしそれが事実だとしても驚きではない。配偶者やパートナーが他人とセックスしているのを見ることに喜びを感じる男性は彼だけではない。事実、このいわゆる「寝取られ」と呼ばれる性行為を空想する人の割合は、保守的な男性のなかで特に高い。 もちろん、そんな性癖を持つのは保守派だけではない。神経科学者のオギ・オーガスとサイ・ガダムが膨大な数のネット検索ワードを分析してまとめた共著書『性欲の科学』で報告しているように、寝取られプレイは世界有数のポルノサイト上の検索で常に上位にランクインしている。 とはいえ、私自身の研究では、