ダイスケさん(40代・仮名)です。関東地方で看護師として働き、妻と2人の子どもと暮らしています。 ダイスケさんが被害に遭ったのは3年前。知り合いの男性に誘われて行った、男性専用のサウナでの出来事でした。 汗を流したあと、チューハイを飲むように勧められました。そこには睡眠薬が入っていたとみられ、急激な睡魔に襲われました。 意識が混濁するなか、男性に支えられながら仮眠室へ向かい横になったと言います。 そして眠りに落ち、気が付くと、体に力が入らないまま、複数の男からレイプされていたのです。 被害後、性感染症の不安にかられ検査を受けたところ、HIVに感染していることが分かりました。いまも血液検査や薬の処方が欠かせず、3か月に1回、通院しています。 (※現在はさまざまな治療薬があり、服薬することでエイズ発症を予防することが可能です) ダイスケさんは、検査日が近づくたびに、被害のことを思い出して苦しく
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