「国葬」ニュース見出し 画像:shutterstock 今日、安倍元総理の国葬が執り行われました。この間、安倍元総理の「国葬」についての意見を聞かれることが幾度かあったのですが、発言を控えていました。 私は、国会質疑以外に安倍元総理との接点はほとんどありません。ただ、同じ職場で、生身の人間同士議論をしてきた、その人が殺されて亡くなったということをまずは個人的に内的に受け止める時間が必要でした。 そして何より、故人が歴史の一部になる手前の、まだその死が生々しい時点で何かコメントして、故人の業績に通信簿をつけるようなことをしたくないと感じていました。 その上で、令和4年9月27日、国葬が執り行われた今、改めて思うことがあります。 「〇〇氏は国葬に値するか」という問いが立つ不毛 誰かが亡くなって間もない段階で、「○○氏は国葬に値するか」という問いが立ってしまうような状況をつくるのはやめませんか。