謙譲表現の限界を越えよう 新潟で講演をして来ました。記念講演的な物はほぼお断りしているのですが(そんなに偉く無い!)、参加者の過半数を若者にしていただくというワガママをお聴き頂いて実現した。そこで感じたコトなのですけど、それは以前からずっと魚の骨が喉にささっているような感じで気になっていました。なぜ日本人のスピーチは遠慮深く謙遜に満ちているのか?それを特に感じるのはあらゆるフレーズに登場する謙譲表現です。 「私たちはこういう製品を開発させて頂いています」「こういうアイデアで世界に展開をさせて頂いています」「お陰さまで大変な好評を博させて頂いています」、、、。日本人的な美意識価値観としてはある意味非常に自然で、とってもしっくり来る表現です。ですが、ある種の疑問も感じます。 「あなたが製品を開発するのはあなたの意志であり、誰の物でもないですよね」「世界展開はそういう強い意志と欲求があるからやっ
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