システムの設計時にハードウェア構成のサイジングを行う際には、「ファイルシステムの実効ディスク容量」(= 物理ディスクの容量のうち実際に使用できる容量)を意識して、サーバの内蔵ディスクやディスクストレージのHDD構成を決定する必要があります。 これは、ファイルシステムにはユーザが使用する実データを格納する領域以外に、メタデータやジャーナルログ等を格納する領域が必要となるためです。 このページでは、openSUSE 10.3 で選択可能な主要ファイルシステム(vfat等は除く)を対象に、 特別なオプション無しで mkfs を実行した直後の df 結果1KB/10KB/100KB/1000KB のファイルを、それぞれ10000個 作成した後の df 結果1MB (1024KB) ファイルの最大作成可能数を一覧にまとめていますので、参考にして頂ければと思います。 「実効ディスク容量算出係数」につい