ムネオ日記 2008年6月6日(金) 本日の参議院、衆議院の本会議で、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が、全会派の賛成で議決された。アイヌ民族、関係者の皆様にとっては、格別の思いであろう。 私も平成17年8月18日、新党大地を立ち上げ、「大地に還り、大地に学ぶ」を党の理念とし、自然との共生、自然に対する敬い、感謝の気持ちを持つことを訴えてきた。そのことは家族、社会、故郷、国に対する愛着につながると考えてきたのである。 そして国会にカムバックしてから、27本のアイヌ民族に関する質問主意書を提出してきたが、答弁書は、質問に真正面から答えない官僚の作文を、閣議で閣僚が中身もよく勉強せずに署名したものであった。しかし今日、国会の決議を受け、アイヌ民族を先住民族と認め、更に有識者懇談会を設置し、施策を展開するとの官房長官談話も発表された。ついに政府は、私の質問主意書を認めたのである。