2010年7月18日のブックマーク (3件)

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  • おそろしや石垣壊す猫の恋/高浜虚子編『子規句集』

    は年4回発情する(交尾期がある)が、寒明けのが一番盛んである。なので、「の恋」は春の季語。ついでに言うと、鹿は秋に交尾し、妊娠期間は8カ月。したがって「孕鹿はらみしか」は、春の季語。 恋過ぎて盗みのと叩かるる  石塚友二 ちょっと面白い。「」も恋するが、「人」も恋する、ちょっと面白い。 恋の恋するで押し通す   永田耕衣 「恋」は、「浮かれ」で、春先に、にゃーにゃーうるさいやつがそれである(これも当たり前)。「恋する」は、人(他人)にゃ迷惑なもんだ、でも「押し通す」のは、いっそいい。 おそろしや石垣壊すの恋   子規 これなどは「押し通す」どころの騒ぎでない。何が「写実」だ、パワー俳句。 露伴が言ってるけど、「俳句の写実は、フィックスで撮るというのでなきゃいけねえ。写真機のおきどころを、ひとつの句で変えるのは関心しねえ」のだそうだ。 俳句は、「写真」というより「活動写真

    おそろしや石垣壊す猫の恋/高浜虚子編『子規句集』
  • 正岡子規『仰臥漫録』

    ぼくらは、この人がもうすぐ死ぬことを知っているのだが、それはこの人だってちゃんと知っているのだが、それでもこの人は生きていて、だからモノをべて、脱糞して、イタズラを考え、看病してくれている妹を「冷淡だ」「強情だ」「同情同感なき木石の如き女なり」とののしり、母親に「たまらん、たまらん」と叫び、日記を書く。 朝 粥四碗 はぜの佃煮 梅干し(砂糖つけ) 昼 粥四碗 鰹のさしみ一人前 南瓜一皿 佃煮 夕 奈良茶飯四碗 なまり節(煮ても少し生にても) 茄子一皿 ぼくらは、この人がもうすぐ死ぬことを知っているので、ずっと寝たきりであることも知っているので、いくらなんでもこれはべ過ぎじゃないかと思う。 この頃ひ過ぎて後にいつも吐きかへす 二時過牛乳一合ココア交て 煎菓子パンなど十個ばかり 昼飯後梨二つ 夕飯後梨一つ 服薬はクレオソート昼飯晩飯後各三粒(二号カプセル) 水薬 健胃剤 今日夕方大

    正岡子規『仰臥漫録』
    mori-tahyoue
    mori-tahyoue 2010/07/18
    「何が写実だ、パワー俳句」