2021年1月20日のブックマーク (2件)

  • 山のあなた | 落語あらすじ事典 Web千字寄席

    成城石井.com  ことば 演目  千字寄席 【どんな?】 小学校、国語の授業風景。生徒が教科書を朗読。 「くにさっだ忠治はいィィ男」 「どこサ、国定忠治なんで書いてある」 「あります」。見ると表紙に「国定教科書」 【あらすじ】 ある小学校に、ものすごいズーズー弁の先生が転任してきた。 最初の国語の授業。 「ツィみたつのスィんスィいわァ、どごがほがのガッコサぶっトンでィったッス」 「さ、みんな国語のサおっぴろげて、サ、おっぴろげろ。このヤロ、窓サ何でおっぴろげる。六十七ペーズ、おめえ立って読んでみろ」 「山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う。ああわれ人ととめゆきて、涙さしぐみ帰りきぬ。山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う」 「よぐ読みた。その隣」 「ヤヤ、ヤマヤマヤマ、ヤ、山のアナ、山のアナアナアナアナ」 「狸だね。なんで穴ばっかり探すんだ」 「先生、そいつはダメ。吃音です」 「い

  • 「山のあな、あな、あな……」吃(ども)りをバネにした三遊亭圓歌

    さたか・まこと 1945年山形県酒田市生まれ。評論家、『週刊金曜日』編集委員。高校教師、経済雑誌の編集者を経て評論家に。「社畜」という言葉で日の企業社会の病理を露わにし、会社・経営者批評で一つの分野を築く。経済評論にとどまらず、憲法、教育など現代日のについて辛口の評論活動を続ける。著書に『保守の知恵』(岸井成格さんとの共著、毎日新聞社)、『飲水思源 メディアの仕掛人、徳間康快』(金曜日)など。 佐高 信の「一人一話」 歴史は人によってつくられる。ときに説明しがたい人間模様、ふとした人の心の機微が歴史を変える。経済、政治、法律、教育文化と幅広い分野にわたって、評論活動を続けてきた佐高 信氏が、その交遊録から、歴史を彩った人々の知られざる一面に光をあてる。 バックナンバー一覧 「山のあなたの空遠く 幸い住むと人の言う」 カール・ブッセの詩である。 それを現圓歌の三遊亭歌奴が「授業中」とい

    「山のあな、あな、あな……」吃(ども)りをバネにした三遊亭圓歌