成城石井.com ことば 演目 千字寄席 【どんな?】 小学校、国語の授業風景。生徒が教科書を朗読。 「くにさっだ忠治はいィィ男」 「どこサ、国定忠治なんで書いてある」 「あります」。見ると表紙に「国定教科書」 【あらすじ】 ある小学校に、ものすごいズーズー弁の先生が転任してきた。 最初の国語の授業。 「ツィみたつのスィんスィいわァ、どごがほがのガッコサぶっトンでィったッス」 「さ、みんな国語の本サおっぴろげて、本サ、おっぴろげろ。このヤロ、窓サ何でおっぴろげる。六十七ペーズ、おめえ立って読んでみろ」 「山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う。ああわれ人ととめゆきて、涙さしぐみ帰りきぬ。山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う」 「よぐ読みた。その隣」 「ヤヤ、ヤマヤマヤマ、ヤ、山のアナ、山のアナアナアナアナ」 「狸だね。なんで穴ばっかり探すんだ」 「先生、そいつはダメ。吃音です」 「い