レッドバロンは言わずと知れたドイツの撃墜王、マンフレート・アルブレヒト・フォン・リヒトホーフェン男爵です。一人だけ真っ赤に塗った 愛機フォッカーDr.I に乗り、生涯で80機以上撃墜したドイツの英雄です。軍用機は普通可能な限り目立たない塗装をしますが、リヒトホーフェンの機体だけが真っ赤に塗装され、敵のパイロットたちを動揺させる心理的効果もあったようです。撃墜王として恐れられていた存在なので、赤い機体を見た瞬間震え上がったことでしょう。 リヒトホーフェン のことは、小学6年生の時に知って大変興味を持ちました。ウィーンに住んでいた1973年頃、同じ日本人の知り合いの家族が日本から持ってきていた学習研究社 の小学5年生向けの「科学」に出会いました。そこに連載していた漫画、 平見 修二さん作、 真崎 守 さん作画の「ホモ・ウォラント」に大層感動して、夢中になって読んだ思い出があります。青年が謎の老
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