2024年5月30日のブックマーク (2件)

  • 「私たちが土砂に埋まらないと動かないのか…」目の前に土砂の山 おびえる女性

    1雑木林だった家の裏に突然土砂の山が現れた……。そんな事件が福島県で起きた。家との距離は数メートル。いつ崩れてつぶされてもおかしくない状態だ。ここだけではない。今、あちこちで土砂の投棄が進んでいる。まさに土砂の山をつくっている業者に接触することができた。返ってきたのは、驚きの言葉だった。(テレビ朝日「サタデーステーション」 “土砂投棄”取材班) 「うわあ、でかい」 車に乗って現地を訪れると、思わず声が出てしまった。福島県西郷(にしごう)村、JR東北新幹線の新白河駅から車で20分ほどの場所を訪れると、突然土の山が見えてきた。もっと驚いたのは、すぐ脇に住宅があったことだ。 「突然ダンプがやってきたのは、去年の7月終わり頃でした」。嫁いでから約40年、この住宅で暮らす児山美智子さん(65)はため息をつきながら話す。もともと、雑木林だった場所の木が切り倒され、そこにどんどん土砂が入れられる。「ショ

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  • 『種の起源』と科学の独立 - デマこい!

    ⑤チャールズ・ダーウィン『種の起源』(1859年) 科学と宗教が未分化だった時代 17世紀、ニュートンもハレーも自分たちが(現代的な意味での)「科学」を研究しているという自覚はありませんでした。なぜなら、当時は科学と他の諸分野が分離していなかったからです。たとえば「Scientia est potentia」というラテン語の格言は、「知識は力なり」と和訳されます。ラテン語の「scientia」は英語の「science」の語源ですが、もともとは「知識」全般を意味する単語だったのです。現代的な「科学」の概念が確立したのは19世紀です。 ニュートンもハレーも、天地創造のときに神が定めた天体の運行規則を解き明かしたのだと考えていました[36]。当時、自然科学の研究と宗教的な信仰心は、深く結びついていたのです。 科学が宗教から分離する上で無視できない影響を与えた1冊が、1859年に出版されたチャール

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