ゴールデンウイーク(GW)が始まる。2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いたため、旅行や外出の自粛を求められないGWは実に3年ぶりだ。観光地や行楽地などでは多くの人出が予想されている。とはいえ、感染が収まっているわけでもなく、人込みの中に出ていくのはちょっとなあ、という人も少なくないはずだ。そんな時は、家族で自然の中、日帰りの山歩きに行ってみてはどうだろう。これまでの連載で紹介した山々の中から、子どもと一緒でも無理なく登れ、山頂からの眺望も楽しめる7座を紹介する。 宗箇山(そうこやま 356メートル 広島市西区) 歴史と文化と眺望が自慢の里山 宗箇山全景 【登山口のアクセス】 JR可部線三滝駅(広島駅から8分、おとな190円) 広島バス三滝観音バス停(紙屋町から約20分。おとな220円) 太田川沿いから西に見える、緩やかに裾野を広げる山容が印象的な里山だ。山名は桃山時代の武将
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