表1:3000万円の定期保険へ10年間で加入した35歳男性の月額保険料(グラフ中の※は、非喫煙優良体の場合) 生命保険を選ぶ時、これまでの営業職員を中心とした販売チャンネルに加えて、インターネット通販という選択肢が登場してきた。インターネットで保険に加入する強みは、保険料が安くなること。どの保険会社を選ぶのかによって、2倍も保険料が違ってくるのには驚きだ。 とはいえ、一概に保険料だけで比べることはできない。なぜなら、同じ種類の保険であっても解約返戻金が設定されている場合や、配当金を受け取れる保険も存在するからだ。しかし、解約を行わないという前提であれば、解約返戻金は必要ないかもしれない。さらに配当金は、必ず受け取れるという保証がない。こう考えていくと、同じ保障を得るという目的なら、配当や解約返戻金の設定のないいわゆる「掛捨型」で、かつ「保険料の安い保険会社を選びたい」と考えるのが自然なこと