タグ

佐々木俊尚に関するmorio4376のブックマーク (7)

  • 書籍のゴーストライターというエコシステム

    出版のゴーストライターというものに誤解している人が多いようなので、ここで実状を少し書いてみます。 経営者やタレントなど、プロの書き手ではないけれども「著名な人」が出しているのたぶん9割ぐらいは、ゴーストライターが代筆したものです。ここで「代筆」ということばを使ったのでわかるように、「著者」人の考えていることや体験談を長時間のヒヤリングをもとに代わりに書いてあげるというのが、ゴーストライターの仕事です。これを「著者と言いながら実際には書いていないじゃないか。偽物だ!」と怒るのはたやすいのですが、しかしこのゴーストという仕組みは出版業界ではそれなりに意味のあるエコシステムとして発展してきました。それを説明しましょう。あらかじめ言っておくと、私はタレントの世界はまったく知らないので、ここで語るのは経営者などのビジネス書のゴースト事情です。 ゴーストライターの仕事をしているのは、たいて

    書籍のゴーストライターというエコシステム
  • いま求められているのは、リベラルの再構築だ。

    いま求められているのは、リベラルの再構築だ。 2014.02.02 先日もTwitterで書いたのだが、いまの日は、「専業主婦が家庭で育児するのが日の伝統的家族観」というような現実の歴史と反する勝手な史観を振り回すオレオレ保守と、反テクノロジー・反経済成長を言い募る懐古主義的な和式リベラルという極端な二つの党派が前景化しているという、非常な奇妙な状況になってしまっている。 わたしはこの両極端ではなく、その間にいる多くの中間領域の人たちが重要だと考えているし、この人たちこそが次世代の日を背負う社会的中心層になるのは間違いないとも思っている。より具体的に言えば、経済成長を是とし、そのためのテクノロジーの進化も受容し、そのうえで分配政策を構築しなおして機会平等をこれからも実現していこうというような政治思想だ。政府に何でも頼るのではなく、自分たちであらたなコミュニティのあり方を模索し、若者を

    いま求められているのは、リベラルの再構築だ。
  • 田原総一朗 × 佐々木俊​尚 Vol.3「これから日本は総透明社会になると思います」(田原 総一朗) @gendai_biz

    第五世代コンピュータは実ビジネスにつながらなかった 田原: 行政も民主主義のような国家の形も崩れていくだろう、と『レイヤー化する世界』に書かれていますけれど、それはどういうことですか? 佐々木: アベノミクスを考えるとすごくわかりやすいんですが、金融、財政政策をやったけれども、三目の成長戦略は成果が上がっていないと散々いわれたているわけですよね。そもそも成長戦略なんて可能なのか。今までの日の経済産業分野の成長戦略はずっとやってきたわけですが、基は規制緩和と産業振興ですよね。 とくに後者の産業振興がすごく問題で、産業振興政策といいながら成功した政策がはたしてあったのか、という議論があるわけですよ。実際にコンピュータ関係の政策でいっても、第五世代コンピュータとかやって大失敗していますよね。 田原: 第五世代コンピュータは失敗だったんですか? 佐々木: 一応何らかの実験結果は出ていますけれ

    田原総一朗 × 佐々木俊​尚 Vol.3「これから日本は総透明社会になると思います」(田原 総一朗) @gendai_biz
  • 田原総一朗 × 佐々木俊​尚 Vol.1「レイヤー化する世界では自動車メーカーもこう変わっていく」(田原 総一朗) @gendai_biz

    レコード会社が「よし、こいつを売りだそう」という仕組みはもはやない 田原: 佐々木さんの『レイヤー化する世界』を読ませていただいきました。とてもおもしろかったです。ただぼくにはよくわからないところもあった(笑)。たとえば今の民主主義の国がなくなっちゃうとか、情勢が大きく変わっていて。まず音楽の世界から変わっていく、と書いているんだけど、これはどういうことですか? 佐々木: 今まではレコード会社が中心になっていて、レコード会社がミュージシャンも録音スタジオもCDショップも抱え込んで、全部抱え込んで、そこでビジネスが成り立っていました。でも、すべてを抱え込んでうまく利益を配分してくれるような仕組みみたいなものはもう崩壊してきているんです。 今はネット配信が中心になってきて、グローバル市場でいうと、海外だとiTunesとか、最近だとiTunesよりもさらに流行っているのは月額1,500円くらい払

    田原総一朗 × 佐々木俊​尚 Vol.1「レイヤー化する世界では自動車メーカーもこう変わっていく」(田原 総一朗) @gendai_biz
  • 『歴史の終わり』の時代には日本の思想が輝くかもしれない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    歴史や社会思想を語る佐々木俊尚氏 ジャーナリストの佐々木俊尚氏のメルマガ(佐々木俊尚の未来地図レポート)は、IT技術やビジネスモデルの最先端の詳細な解説で定評があるが、それ以上に当該の技術やビジネスモデルの歴史的経緯、市場や社会の文脈の中での位置づけ等がきちんと語られていて、単なる『知識』ではなく、その知識を応用したり、それに基づいて将来を予測する上での『知恵』を得ることができる。 だから、メルマガに限らず佐々木氏の著述や講演では、歴史や社会思想等の話題はある種の『定番』とも言えるが、メルマガを継続して読んでいると、昨今、その探求は尚一層深まっているように見える。そんな中でも、10月7日号(Vol.265)の記事、『時間という概念のない世界「アテンポラリティ」がやってくる〜〜ポスト近代が終わり、テクノロジーが引き起こす新しい構造』には正直目を見張る思いだった。大変感銘を受けた。 ■歴史

    『歴史の終わり』の時代には日本の思想が輝くかもしれない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • アルジェリア人質殺害事件とメディアスクラム

    アルジェリア人質殺害事件での被害者名の問題について、昨日もFacebookで書いた。私の意見を要約すれば、以下のようなこと。 つまり、新聞記者は『一人の人生を記録し、ともに悲しみ、ともに泣くため』などと高邁な理想で被害者の実名報道の重要性を語るけれども、実際にやってるのはメディアスクラムで遺族を追いかけ回しているだけ。つまり新聞記者の側は、「理想とすべき報道理念」を語っているけれども、遺族取材を批判する人たちは「現実の報道の姿勢」を問題にしているということ。 この乖離を埋める努力をしない限り、新聞記者の理念などだれにも理解されないよ、ということを書いたのだった。 しかしこの乖離を(たぶん無意識のうちにだと思うけれども)回避させている意見が、今日にいたってもあいかわらずマスメディアの側に目立っている。 たとえばカバの人が語るイメージ先行のメディア批判とメディアの説明責任というTogetter

    アルジェリア人質殺害事件とメディアスクラム
  • 世界を動かす「モバイルデバイス」最前線 | 社会 | PHPビジネスオンライン 衆知|PHP研究所

  • 1