前の記事の続き。 概要 90年代後半、DVDやMDのコピーガードのためDTCPが考案され、i.LINK端子に採用された。 DTCPは、映画会社やレコード会社にとっては違法コピーの排除に、メーカーにとっても自社製品の囲い込みに役立った。 ゼロ年代になると、DLNAによって家電ネットワーク化がさらに加速していく。 DTCPの歴史 DTCPが誕生したのは1998年。 IEEE1394端子(DV端子、i.LinkやFirewire)のコピーガード方式として提案されたのが始まりだった。 年表 1996年 デジタル化に伴うカジュアルコピーを防止するため、映画音楽業界,コンピュータ業界,及び民生電子機器業界でCPTWG(Copy Protection Technical Working Group)を結成。*1 1998年2月 5C*2がCPTWGにDTCPを提案 1998年6月 ライセンス管理会社DT