北九州市のテーマパーク、「スペースワールド」のシンボルだった実物大のスペースシャトルの模型の解体が19日から始まり、集まったファンが解体を惜しんでいました。 施設の運営会社は園のシンボルだった、高さおよそ60メートルのスペースシャトルの模型について、売却先が見つからなかったため、19日から解体作業を始めました。 作業では、ビルの解体でも使われる、アームが最長で65メートルになる重機や大型のクレーン車が配置され、作業員らが資材の運び入れや点検などを行っていました。 施設の跡地の周辺にはファンが訪れ、解体が始まった様子を惜しみながら見守っていました。スペースワールドに、10年近く勤めていたという30代の女性は「いつもそばにあるのが当たり前だと思っていたシャトルが無くなるのはさみしいです」と涙を浮かべながら話していました。 シャトルの模型は、来月中旬までに撤去される予定で、このほかの遊具も来年3