鹿児島県議会の小園成美議員(自民・指宿市区)が指宿市で運営する高齢者福祉施設が、医師の処方箋なしで抗寄生虫薬「イベルメクチン」を利用者へ投与していたことが27日、分かった。イベルメクチンは国内では医師の処方が必要な薬のため、「法令違反であったことは明らか」として、おわび文書を施設のホームページに同日掲載した。同施設によると、健康被害は確認されていない。 施設は同市のグループホーム「すもも」と「すももの里」。小園議員によると「2023年10月ごろに利用者への投与があったのではないか」と外部から指摘があり確認した。文書では「処方箋なしでイベルメクチンを投与したことは事実だった」と謝罪した。「並行輸入品として入手できていた」と説明した。 新型コロナウイルス感染症に効果があると考えて投与した。「職員も入居者も感染する大パニックだった。入居者の生命を守れるとわらにもすがる思いで実行した」とした。 小
![グループホーム高齢者に処方箋なしでイベルメクチン投与 運営者の鹿児島県議「入居者をコロナから守るため」 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1a24ff25327c99d93856e2b5d9cf9ddff036d9f0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F373news.com%2F_photo%2F2024%2F03%2F20240327D234733-OptimizedCNTS2024032703573-20240327234718-1_M.jpg)