最近、ストーリー解説記事を書くために『Alan Wake』を再プレイしている。 本作の特徴といえば、未来の主人公の身に起きる内容が書かれた、公式ネタバレとも呼ぶべき「原稿システム」が有名で、 これによって、ストーリーの内容を詳細に考察できたり、次に起きる内容がわかって恐怖が増したりと、本作の上質なストーリーを一層際立たせているのだが、 この「原稿システム」、シューティングゲームのゲーム性を考えるうえでも、かなり優れたメカニズムだ。 何故なら、このシステムによってステージを「予習」させることで、適切な弾薬管理をしたり、散策の塩梅を調節したり出来るからである。 「所持品リセット」と呼応する「原稿」 本作のシングルプレイは複数のチャプターに分断されているのだけど、1つのチャプターが終わる毎に所持する弾薬を全て失ってしまう。 よって、強力な武器を使わずに温存しすぎると、ゲーム中で唐突に没収されてし
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