横浜市旭区の相鉄線二俣川駅前の商業ビルで今月、同市内の高校1年の男子生徒3人がローションとみられる液体を階段にまいたため、40歳代の女性が転倒して滑り落ち、腕の骨を折る重傷を負っていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。 3人は神奈川県警の事情聴取に、「いたずら半分でやってしまった。こんなことになるとは思っていなかった」と話しているという。県警は傷害容疑の適用も検討しながら調べている。 捜査関係者によると、3人は4日夜、ビルのエスカレーター降り口や外階段などに液体をまき、通る人が足を滑らせる様子を見て楽しんでいたという。午後8時頃、外階段で2階から1階に下りようとした女性が転倒して左腕を骨折した。近くにいた3人が慌てて立ち去ろうとするのを不審に思った警備員が3人に声をかけ、県警に通報した。