いま「人食いバクテリア(壊死性筋膜炎)」と呼ばれる感染症が過去最大の広がりを見せ、大きな話題になっています。 人食いバクテリア、患者数が過去最多に 報道によれば、「A群溶血性レンサ球菌」を原因とする「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」にかかる人が過去最多の442人に達しています。 発症すると手足の筋肉が急激に壊死する「壊死性筋膜炎」(人食いバクテリア flesh-eating-bacteria)になり、致死率はおよそ30%とされています。 「A群溶血性連鎖球菌の電子顕微鏡写真」東京都感染情報センターHPより通常は、レンサ球菌に感染しても無症候のことも多く、ほとんどは咽頭炎や皮膚の感染症にとどまります。 しかし、まれに通常は細菌が存在しない組織(血液、筋肉、肺など)に菌が侵入し、急激に症状が進行する重篤な疾患となることがあるといいます。 上記の情報だけ聞くと、とても恐ろしく、対応のしようがないよ