農研機構植物防疫研究部門雑草防除研究領域雑草防除グループ長で農学博士の浅井元朗先生に雑草をテーマにお話をいただく第3回。今回は農地やその周辺で見られる代表的な雑草の「科」の特徴についてうかがいました。
農研機構植物防疫研究部門雑草防除研究領域雑草防除グループ長で農学博士の浅井元朗先生に雑草をテーマにお話をいただく第3回。今回は農地やその周辺で見られる代表的な雑草の「科」の特徴についてうかがいました。
Scirpus juncoides Roxb. var. hotarui (Ohwi) Holub Schoenoplectus hotarui (Ohwi) Holub 湿地にはえる普通種である。 地下茎は泥の表面で短く横に這う。多数の花茎を伸ばす。葉は花茎の基部の鞘となって、葉身は全く出ない。 花茎は真っすぐに立ち、断面は円形。ただしなめらかではなく、やや大きめの陵が並ぶので、多角形になる。高さは20-60cm、先端に2-3個の小穂をつける。穂の下からは1つの苞が伸びるが、むしろ花茎の延長のように見え、穂がその側面に出ると言った方が分かりやすい形である。苞の先端は細くなってとがる。 小穂は丸っこい卵形で先端はとがる。鱗片が螺旋状に重なって、小さな松笠のような姿をしている。鱗片をはがすとその内側には花がある。花は雌しべと雄しべ、それに針状の付属物がある。この付属物は花被に由来するものと考
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