前回は、本文に触れるだけの(!)時間がなかったので、非線形科学としてのギリシア哲学として、いかに古東先生が書いていらっしゃるかを考証したい。 パイドロス ふたたび - HPO:機密日誌 現代思想としてのギリシア哲学 (ちくま学芸文庫) 現代思想としてのギリシア哲学 (ちくま学芸文庫) 作者: 古東哲明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/04メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 14回この商品を含むブログ (15件) を見る 始めの原動力は、「在ること」への驚愕だ。 この世があり、この生がある。その<在る>ということの凄さ・神秘の告知である。この地球という星があり、そこに人が生きてあり、森羅万象が在ることの<<在りえなさ>>の覚醒である。 それは、まさに世界がカオスの縁にいるという驚愕だ。 雲が飛び、波が打ち寄せ、人が波乗りをしているこの情景こそが自分の身近にある「カオスの縁
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