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2015年3月3日のブックマーク (2件)

  • 谷中銀座のご近所にある激渋アーケード飲食街「谷中初音小路」を見に来た - 東京DEEP案内

    日暮里駅西口に広がる下町観光ゾーン「谷中」と言えば、もう完全に観光地化してしまった谷中銀座商店街を始め、戦前から残る住宅街の路地やら寺町やらそういうものがあり、土日ともなると沢山のイカニモ風な観光客が街のそこかしこでそぞろ歩いている。 日暮里駅西口を出てとぼとぼ片道5分程度歩いていると例の階段の下に谷中銀座商店街の入口が現れ、商店街の道なりに観光客がびっしり闊歩しまくっているのが見える。写真撮影するとめちゃくちゃ怒る惣菜屋もありますし、相変わらずメンチカツやかき氷に大行列している無邪気で暇な観光客もおりますし、そういう場所はこちらは遠慮しておきますね。 今回谷中にやってきたのは、今まで地味に見過ごしていた乙な佇まいの飲街がこの近くにあると聞いての事でございましてですね。目的地は谷中銀座の手前。例の階段もとい「夕焼けだんだん」とやらまで来る必要はございません。しかし谷中銀座の観光客、前より

    谷中銀座のご近所にある激渋アーケード飲食街「谷中初音小路」を見に来た - 東京DEEP案内
  • 『シュタイナーの言葉』 ルドルフ・シュタイナー著 評・前田英樹(批評家・立教大教授) : 本よみうり堂 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    特権的魂が語る神秘 ルドルフ・シュタイナー(1861~1925年)というキリスト教神秘思想家の重要さは、感じてはいたが、多数あるその著書を熟読してみることはなかった。 書は、シュタイナーの選文集で、全篇(ぜんぺん)を通読すれば、平明な文の背後には、恐ろしく壮大、堅固な理論体系があり、近づけば溶けるほど柔らかい直観があるとわかる。簡単に要約できるではない。それでも、ひとつの神秘思想を、心に映し出される全体像のように示す働きはたしかにある。その点で、とてもありがたいである。 神秘思想と聞けば、それだけで拒否反応を示す読者は多いだろう。神秘主義の皮をかぶった無数の詐欺が横行する世の中では、それも仕方がない。けれども、人類史のなかに<神秘家>と呼ばれる特権的な魂が繰り返し出現してきたことは、歴然とした事実である。世界宗教の創始者とか、宗教や道徳の意味を根から刷新した熱烈な行動家たちがいたこ

    『シュタイナーの言葉』 ルドルフ・シュタイナー著 評・前田英樹(批評家・立教大教授) : 本よみうり堂 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)