2015.11.21 女性が抱える「アイドル消費」の罪悪感に、ひとつのアンサー。傑作『マジック・マイクXXL』 過去の名作から話題の映画まで、映画の中で描かれるジェンダー観について考える連載の第二回は、チャニング・テイタム主演の『マジック・マイクXXL』について書きたいと思います。このコラムを書くために、前作の『マジック・マイク』を見たのですが、二作は、同じ男性ストリッパーの世界を舞台にしながらも、テーマがまったく違うものになっています。 男のアイデンティティと、女のアイデンティティ以前2012年にアメリカで、2013年に日本で公開された『マジック・マイク』(以下『無印』)は、ストリッパーであるマイク(チャニング・テイタム)と19歳のアダム(アレックス・ペティファー)が建設業の現場で出会ったことから始まります。建築業を一日でクビになってしまったアダムはマイクのはからいでストリップの道を歩む
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