■左から 「死児を抱く女」(「Miserere Nobis」) 「水を求めて」 「難民荒野を行く」 「戦禍を逃れて」 「解放の贈り物」 「教育」の「問題」が、まさに「殺到」しているが、11月に入って、収縮するかも知れないね。騒ぎの収拾がつかなくなって、ある「枠」からはみ出すと、教育基本法改悪そのものが暗礁に乗り上げるからさ。でも、児童、生徒、教師の別にかかわらぬ「自殺の連鎖」によって、既に収拾がつかなくなっているのかも知れない。わからん。 ▼一言でまとめる便利な言葉があるとすれば、それは園子温が『紀子の食卓』のパンフレットで書いていた「透明な戦争」だろう。 透明な戦争。まさにそのままの情況だ。 戦端は至る所で開かれている。自殺は、その火花に過ぎない。 殺せば勝ち。死ねば負け。 勝ち馬に乗らなければ、損極まりなし。 いじめの流行は、社会情況の正確な反映だ。