「マミー・ポルノ」小説は1つのジャンルとして確立した。では今後、どのような発展を見せるだろうか? 取材して分かったのは、2種類の「書き手の変化」だった。 集英社クリエイティブの木下さんは「素人作家が書いた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』から始まったこのジャンルに、ベストセラー作家が参入するようになった」と言う。 USAトゥディやNYタイムズのベストセラーリストの常連でもある凄腕の作家たちが、女性向けのエロティック小説の執筆に乗り出している。奥行きのあるストーリー作りで、官能小説の枠を超えた感動を生み出している。左:『史上最悪の恋愛契約 ブレスレス・トリロジーI』(上下巻)著:マヤ・バンクス 訳:河井直子 各840円+税(ベルベット文庫/集英社クリエイティブ)、右:『ダブリン・ストリートの恋人たち』(上下巻)著:サマンサ・ヤング 訳:金井真弓 上700円+税、下720円+税(ベルベット
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