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『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的な本との出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。
とかく評判の悪い畳長性をめぐる,逆転の発想──無駄が多くてドンくさい〈畳長さ〉こそ,コミュニケーションとシステムを支える条件じゃないのか.落語の面白さについて思案し,システム工学と情報理論の門をたたきます.ベイトソンやウィーナーの言葉は,「畳長」であることの知られざる役割を突いていました.存在論から関係の哲学への転換のために. ■著者からのメッセージ 熊さん,『〈畳長さ〉が大切です』に出会う 山内志朗 てやんでー,理屈ばかりこねてるんじゃねえ,とりわけな,哲学なんぞ,理屈ばっかりじゃねえか.何々? 「哲学塾」だって.哲学だけど,「塾」たあ,どういう了見なんでえ? まあ,いいや,「塾」ってんだから,寺子屋みたいなもなんで,こぢんまりしていて,いやーハハハ,なんかちょいと仲良くなったりして,ん? 誰とだって? いやあー,恥ずかしいこと言わせんじゃねえよ. でもまあ,どっかのご隠居が,分かりやす
生きることの意味やよりどころを求めて,あるいは喪失や苦しみに向き合うなかで,いま広範な人びとの眼差しがスピリチュアリティの世界に注がれている.伝統的な宗教の枠に収まらない多様な思索や発言,新しい行動様式を読み解きながら,現代日本における人びとの生き方や精神文化の変容の様相をとらえ,その意味を問う. ■著者からのメッセージ 人は何を学んで大人になるのか.かつての人文教養では,「哲学」や「宗教」や「文学」に,あるいは「社会科学」にアイデンティティの源泉が求められた.岩波書店もそこに表看板があった.今では,それは古くなった.いや,かつての青白い輝きを失ったというべきか.では,人々のアイデンティティ探求はどのような文化資源を通して行われているのだろうか.キータームとして「スピリチュアリティ」をあげたい. 「スピリチュアリティ」という言葉で何が連想されるだろうか.テレビ番組でなめらかに語られる死者の
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