トヨタ自動車やAlcatel-Lucentなどが参加するng Connect Programは11月4日、次世代通信規格LTE(Long Term Evolution)を搭載したコンセプトカー「LTE Connected Car」を発表した。 LTE Connected CarはトヨタのPriusをベースに、ダッシュボードや後部座席にLTE端末を組み込んだもの。端末はタッチスクリーンで操作でき、ナビゲーション機能に加えて、インターネットにアクセスしてコンテンツを楽しめる機能を備えている。 この端末では、映画や録画しておいたテレビ番組、動画サイトを視聴したり、マルチプレイヤーゲーム、ネット上のオーディオライブラリなどを利用できる。通話やメールの送受信、SNSへのアクセスも可能だ。Wi-Fiホットスポット機能もあるため、車内にWi-Fi対応機器を持ち込んでネットにつなぐことができる。 また交通
ブラザー工業は、網膜に光を当てて映像を映す、眼鏡型の網膜走査ディスプレイ(RID:Retinal Imaging Display)を2010年に発売する計画だ。まずは法人向けに展開し、ディスプレイに回路図を投影しながら工事したり、カルテを映しながら手術するといった利用を見込んでいる。 9月4日に東京で開いたプライベートショー「Brother World JAPAN 2008」(東京国際フォーラム)でモックアップを展示した。 RIDは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速に動かすことによる残像効果を利用し、網膜に映像を投影する技術。 従来のヘッドマウントディスプレイと異なり、目に直接光を当てるため、小型液晶ディスプレイなどはなく、眼鏡型といってもレンズもない。目の前にあるのは透過型の反射板だけ。映像の向こうには外の景色が透けて見える。 眼鏡に装着する投影部は25グラムと軽く
ソフトイーサとビビアンは10月30日、フィギュアを使った個人向けのモーションキャプチャシステム、「クーマ(プロジェクト名)」の試作品を公開した。 ゲームや映像など、幅広い分野で利用される3DCG。その製作は3Dのキャラクターなどの形状を作り上げる「モデリング」と、モデリングした物体に動作をつける「モーション作成」の大きく2つに分かれる。 ソフトイーサらによると、モデリングについては、ハードウェアやソフトウェアの進化もあり低コスト化が進む一方、モーション作成の製作コストは10年前と大差がないというのが現状だという。 通常、モーションの作成には、スタジオを用意し、役者の演技を撮影してデータとして取り込む「モーションキャプチャ」や、3DCGの制作ソフトでマウス操作や細かなパラメータ設定をしてポーズを作り込むといった方法をとる。しかし、前者はスタジオのレンタル費用や人件費をはじめコスト負担が大きく
NECとNECエレクトロニクスは11月4日、28nm世代以降の高集積LSIに対応したLSI内蔵パッケージ技術「SIRRIUS」を開発したと発表した。高機能なゲーム機や液晶テレビ、DVDレコーダなどの画像処理に使うLSIで使われる予定だ。 LSI内蔵パッケージ技術とは、LSIチップを絶縁樹脂中に埋め込み、その上に従来のインターポーザ基板に相当するCu多層配線を形成するパッケージのこと。薄型化、軽量化の観点から注目されている。今回両社が開発した技術は、パッケージの厚さを従来のFCBGA(Flip Chip Ball Grid Array)パッケージに比べて4分の1にできるという。 エリア配列で80μmピッチ4列という非常に狭いパッドピッチのLSI内蔵を実現したほか、厚さ0.5mmの高剛性銅板をベース基板に使用することで薄型化も図った。また、シンプルな配線基板プロセスにより低コスト、鉛フリーのL
360度どこからでも鮮やかな立体画像が ソニーの裸眼立体視ディスプレイを見てきた:DIGITAL CONTENT EXPO 2009 東京・日本科学未来館などで開かれている「DIGITAL CONTENT EXPO 2009」(10月25日まで)で、ソニーが新開発した、360度どこからでも立体に見える裸眼立体視ディスプレイが展示されている。 直径13センチ、高さ27センチと小型の円筒形で、角度1度ごとに360種類の画像を用意し、立体に見えるようにしたという。詳しい仕組みは「秘密」だが、発光素子はLED、解像度は、96(縦)×128(横)ピクセル、24ビットフルカラーに対応という仕様は明らかになっている。 デモでは、動物のようなキャラクターや、女性の顔や自動車、デジタルビデオカメラの写真などを切り替えて表示。顔写真なら、横から見れば横顔が、後ろに回り込めば後ろ姿が見える。画像は明るく精細で奥
モーションポートレートは10月23日、顔写真を3Dアニメ化し、録音したせりふに合わせて自動で口を動かせられるiPhoneアプリ「PhotoSpeak」をApp Storeで発売した。350円。 正面から撮影した顔写真をアップロードすると、十数秒~2分ほどで3D風に処理してアニメ化。顔が左右に揺れたり、タッチした部分を目で追ったりする。アプリ上で音声を録音し、再生ボタンを押すと、音声に合わせて口を動かす。 iPod touchにも対応。顔写真を3Dアニメ化できる。音声に合わせて口を動かす機能はiPod touchでは使えない。 モーションポートレートはソニー木原研究所で開発され、同名のベンチャー企業としてスピンアウトした技術。ゲームや携帯コンテンツ、広告などに幅広く利用されている。 関連記事 社長も「ぶったまげた」リアルさ 顔写真を3Dアニメ化する「MotionPortrait」 1枚の顔写
デル、Windows 7のマルチタッチに対応した21.5型フルHD液晶「SX2210T」:2本指でタッチ操作可能 デルは10月22日、Windows 7のマルチタッチ機能に対応する21.5型ワイド液晶ディスプレイ「SX2210T」を発売した。価格は4万4509円だ。 光学式のタッチスクリーン機能を搭載し、指やスタイラスで画面に直接触れて操作ができる(Windows 7 Home Premium以上)。画面解像度1920×1080ドットのTNパネルを備え、輝度は220カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1(5万:1)、視野角は上下/左右で160度、応答速度は2ms(グレー→グレー)、表示色は約1677万色だ。 インタフェースはHDMI、HDCP対応DVI-D、アナログD-Subのほか、4ポートのUSB 2.0、200万画素のWebカメラを装備。スタンドは上21度/下5度のチルト
日立コンシューマーエレクトロニクスは10月23日、スクリーンまでの投写距離63cmで80インチの大画面表示できる超短投写距離の液晶プロジェクター「CP-A200J」を発表した。12月下旬に発売する。価格はオープン。 CP-A200Jは、独自開発の「自由曲面レンズ・ミラー」の採用により、超短投写を実現。球面ガラスレンズと非球面プラスチックレンズを併用することで、従来プロジェクターの4分の1程度の距離で設置、表示ができるという。 すでに、同様の機能を持たせた液晶プロジェクター「CP-A100J」を、2008年に発表。今回は現行の2500ルーメンから3000ルーメンへと高輝度化し、より明るい環境でも見やすい投写を可能にしたとのことだ。 本体サイズは高さ131mm×幅397mm×奥行き356mmで、重量が5.8kg。コンポジット、S映像、コンポーネント入力端子を1系統ずつ装備する。 今後は、短い投
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