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2015年6月25日のブックマーク (6件)

  • 『こうして、世界は終わる すべてわかっているのに止められないこれだけの理由』 - HONZ

    書『こうして、世界は終わる』はどんなジャンルのなのか、ひとことで説明するのは難しい。 時代設定は西暦2393年。温暖化による海面上昇で西洋文明が崩壊してから、300年の時間がたっている。第2次中華人民共和国の歴史研究者が、20世紀から21世紀(つまり私たちが生きている今現在)を振り返って、未曽有の大災害をなぜ防げなかったのかを語るという内容だ。 それだけ聞くと近未来SF小説のように聞こえるが、災害のドラマチックな描写も、SFにはつきものの新しいテクノロジーもない(一つだけ、大気中の二酸化炭素量を減らすあるものを、日人の女性科学者が開発したということになっているが)。 21世紀の今を生きている私たちの周囲で何が起こっているのか、その後、地球がどのような状態になったのかがとてもリアルに描かれ、ノンフィクションを読んでいるような印象だ。 社会的に大きな影響力を持つ現役の科学者が、このような

    『こうして、世界は終わる すべてわかっているのに止められないこれだけの理由』 - HONZ
  • 『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』文明再起動マニュアル - HONZ

    先週末30年ぶりにシリーズ続編として公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は突き抜けて凄まじい、破壊的なエンターテイメントだった。崩壊した地球文明の後に残った脳筋の男共が滅茶苦茶に改造されもはや原形が何だったのかさっぱりわからない車とバイクに跨り、何故か火を吹くギターを持って、裏切り者の女共を追いかけ上映時間の殆どをカーチェイスに費やす。走れども走れども砂漠以外何も見えない、荒廃した大地。資源は限られ少ない物資をヒャッハー!! と、暴力によって奪い合う、力こそ正義! な地獄絵図な世界が広がっている。 しかし、仮に核戦争なり宇宙人の侵略なり異常気象なり隕石の衝突なり、原因をどこに求めるにせよ、文明がいったん崩壊してしまったとしたら、当にそんな破滅的な状況になるのだろうか? 失われてしまった文明はもはや戻らないのか? 逆に復興できるとしたら、どうやって? 書は書名である『この世界

    『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』文明再起動マニュアル - HONZ
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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  • 断末魔韓国経済

    断末魔韓国経済! 崩壊へカウントダウン! これ私が学生時代からネットでかれこれ10年くらい見聞きするんだけど、韓国が経済危機になったなんて報道は未だない。 ネット右翼やってる人ってこの辺りはどう処理してネット右翼やってるんだろう。 事実よりもそうなってほしいという願望に近いのだろうか。

    断末魔韓国経済
    motorunder
    motorunder 2015/06/25
    id:REV氏のコレクションを記憶しておくためだけにブクマした。いや、ホント素晴らしいよこのコレクションの資料的価値。
  • 『殷』 by 出口 治明 - HONZ

    遥か昔の物語には、何故かロマンをそそられる。チョガ・ザンビールのジッグラトに登った時、また、殷墟の王墓を訪ねた時の、あの高揚感は今でも忘れることができない。書は、甲骨文字の第一人者が、膨大な数の甲骨文字を読み解いて中国最古の王朝、殷(商)の実像を詳らかにしたものである。殷はBC16世紀から500年以上続いた王朝である。前期の200年は安定して領域を拡大したが、中期の100年は分裂して王統が分れ、武丁によって再統一され後期の200年が始まった。僕は、殷の主神はずっと「帝」だった、と思い込んでいたが、著者によると、自然神と祖先神に加えて、武丁の時代に「帝」が創作されたらしい。武丁は、かなり長命だったため病気も多かったようで、目や歯などの不調を記した記録が残されている。 甲骨文字は殷王朝の後期に作られ、占卜に用いられた。彼らは占いによって政策を決めていたが、事前に甲骨を加工して「吉」が出るよう

    『殷』 by 出口 治明 - HONZ
  • 人類は感染症と「共生」していくべきなのか? - しっきーのブログ

    感染症の見方ががらっと変わるだ。著者は、人間と感染症との共存を提唱する。例えば、エイズウイルスの正しい対抗策は、それを撲滅しようとすることなのだろうか?むしろ、ウイルスとの共存の方法を探っていくべきなのではないか。 感染症と文明――共生への道 (岩波新書) 作者: 山太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/06/22メディア: 新書購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (12件) を見る 今回読んだのは山太郎『感染症と文明』。いつも炎上案件を扱っている人とは別の方です。 文明が感染症を手に入れるということ ある文明に根付いた感染症、疾病は、その文明に所属する集団に試練をもたらすと同時に免疫を付与する。人々に根付いた感染症は、他の文明に対する生物的攻撃機構、または防御機構として機能するようになる。 土地から土地を渡り歩く遊牧民と、一箇所に定住する農耕民では、

    人類は感染症と「共生」していくべきなのか? - しっきーのブログ
    motorunder
    motorunder 2015/06/25
    アシモフが鋼鉄都市で示した未来像はけだし慧眼だったと改めて実感。