英ケンブリッジ大学は4月17日、「種の起源」で知られる英国の自然科学者、チャールズ・ダーウィンの私文書を、Webサイトで一般公開した。同大学図書館が保管してきたもので、これまで大学内の研究者にのみ閲覧が許されていた。約2万文書、電子画像データにして約9万ページに及ぶ。 これら文書には、進化論に関する最初の草稿、ビーグル号航海での記録、妻エマ・ダーウィンの料理レシピなど、さまざまな内容のものが含まれている。ケンブリッジ大学は、1990年代にオリジナル文書から作成したモノクロのマイクロフィルムをもとにデジタルデータを作成。オンライン公開に向けて、若干の色づけや彩度の調整を行ったという。