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2015年5月29日のブックマーク (8件)

  • 記憶痕跡回路の中に記憶が蓄えられる | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター 理研-MIT神経回路遺伝学研究センターの利根川進センター長らの研究チーム※は、従来記憶の保存に不可欠だと考えられていたシナプス増強[1]がなくても、記憶が神経細胞群の回路に蓄えられていることを発見しました。 私たちの記憶は、はじめは不安定ですが、記憶の固定化[2]というプロセスを経て、より長期的な記憶に変化します。記憶は記憶痕跡[3]とよばれる神経細胞群とそれらのつながりに蓄えられると考えられています。記憶が長期的に保存されるには、この記憶痕跡細胞同士のつながりを強めるシナプス増強という過程が不可欠であるとされています。実際、実験動物においてシナプス増強を薬剤で阻害すると、過去のことを思い出せなくなることが分かっています。しかし、記憶の固定化プロセスの中で、記憶痕跡を形成する神経細胞群そのものにどのような変化が起きているのかは、まったく分か

  • 卵母細胞の分裂では微小管と染色体の接続が不安定 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)多細胞システム形成研究センター染色体分配研究チームの北島智也チームリーダーらの研究チーム※は、卵母細胞[1]の2回の細胞分裂のうち、母方の配偶子(卵子)と父方の配偶子(精子)由来の相同染色体[2]が分配される「減数第一分裂[3]」では、微小管と染色体の正しい接続が不安定になりやすいことを発見しました。 卵母細胞は、減数第一分裂を経て卵子となります。排卵された卵子が受精すると減数第二分裂を完了し、受精卵となって胚発生を開始します。減数第一分裂では、相同染色体が正しく卵子に分配されなくてはなりません。染色体の分配に誤りがあると、流産やダウン症などでみられる染色体数の異常につながります。染色体が正しく分配されるには、微小管が染色体に正しく接続し、その接続が安定する必要があります。微小管は主に染色体上の「動原体[4]」に接続します。体細胞分裂では、微小管が動原体に正しく接

  • 脳の立体構造学習スマートフォンアプリ「3D Brain」日本語版配信開始 ~NTTデータ経営研究所の日本語訳協力により実現~ 2015年5月14日|ニュースリリース | NTTデータ経営研究所

    この度は、その情報普及活動の一環として、コールド・スプリング・ハーバー研究所 ※3 (英文名:Cold Spring Harbor Laboratory、略称名:CSHL)に属するDNA学習センターが開発した、脳の三次元構造を視覚化した無償アプリ「3D Brain」日語版(当社による和訳協力)の配信開始についてお知らせします。英語のモバイル版は2009年に配信が開始されて以来、高精度で美しいグラフィックスと滑らかな操作性が話題を呼び、世界で250万人以上のユーザーに利用されています。当社では、アプリの日語対応へのユーザーの期待を受け、また、日における脳科学研究の産業応用促進への貢献を目的とする情報普及活動の一環として、DNA学習センターの協力のもと、日語版の翻訳テキストを提供します。 ○ 概要 「3D Brain」は、CSHLが提供するオンラインライブラリー「遺伝子から認知へ」※

    motoson
    motoson 2015/05/29
  • 「理工系人材育成戦略」の公表について:文部科学省

    文部科学省においては、このたび、「理工系人材育成戦略」を別添のとおり策定しましたので、公表いたします。 「理工系人材育成戦略」は、労働力人口の減少の中で、付加価値の高い理工系人材の戦略的育成の取組を始動するためのものとして、文部科学省において策定しました。 当面、2020年度末までにおいて集中して進めるべき方向性と重点項目を整理しています。

    motoson
    motoson 2015/05/29
    一方で
  • 国立大学の人文系学部・大学院、規模縮小へ転換 文科省が素案提示(1/2ページ)

    文部科学省は27日、全国の国立大学に対して人文社会科学や教員養成の学部・大学院の規模縮小や統廃合などを要請する通知素案を示した。理系強化に重点を置いた政府の成長戦略に沿った学部・大学院の再編を促し、国立大の機能強化を図るのが狙いで、6月上旬に文科相名で大学側へ通知する。 素案は、同日開かれた国立大の評価手法などを審議する有識者会議で提示された。国立大は6年ごとに中期目標を文科省に提出しなければならず、各大学は通知を参考に6月末に中期目標を文科省へ提出する。 通知素案では、少子化による18歳人口の減少などを背景として、教員養成や人文社会科学などの学部・大学院について「組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むように努めることとする」と明記された。 政府の試算では、平成3年に207万人だった18歳人口が42年に101万人まで半減する。文科省は少子化に伴う定員縮小の影響を指摘した

    国立大学の人文系学部・大学院、規模縮小へ転換 文科省が素案提示(1/2ページ)
    motoson
    motoson 2015/05/29
    世も末感ある
  • KADOKAWA・DWANGO、カドカワに社名変更 | スラド

    KADOKAWAとドワンゴが合併してできたKADOKAWA・DOWANGOが、カドカワ株式会社に社名変更する方針だという(発表資料PDF)。 カドカワはKADOKAWAの「KA」とドワンゴの「ドワ」を組み合わせたもの、だそうだ。株主総会での同意が得られた後、10月1日付けで商号が変更されるとのこと。英文表記はKADOKAWA DOWANGO CORPORATIONのまま。 ドワンゴの「ンゴ」はどこへ行ってしまうのだろうか。

    motoson
    motoson 2015/05/29
    ( ゚д゚)ナンジャソレ?
  • 長文日記

    長文日記
  • 量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~

    大栗 博司 Kavli IPMU 主任研究員 1.発表者 大栗 博司(おおぐり ひろし) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 主任研究員 2.発表のポイント 重力の基礎となる時空が、さらに根的な理論の「量子もつれ」から生まれる仕組みを具体的な計算を用いて解明した。 物理学者と数学者の連携により得られた成果であり、一般相対性理論と量子力学の理論を統一する究極の統一理論の構築に大きく貢献することが期待される。 成果の重要性等が評価され、アメリカ物理学会の発行するフィジカル・レビュー・レター誌(Physical Review Letters)の注目論文(Editors’ Suggestion)に選ばれた。 3.発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の大栗博司主任研究員とカリフォルニア工科大学数学者のマチルダ・マルコリ教授と大学院生らの物

    量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~