マンションポエム。それはマンション広告にちりばめられた詩的キャッチコピー。 折り込みチラシや、駅や電車内の広告などでよく見かけると思う。「洗練の高台に、上質がそびえる」(「プラウドタワー白金台」野村不動産より)といったあの名調子のことだ。 このマンションポエム観察をライフワークにしているぼく。今回はさらに踏み込んだ分析をしてみよう。
過日ニューヨークに行って感動したことの一つは、ビルの非常階段だ。「ほんとうにあるんだ!」とちょっと感動した。 窓の外につけられた、ほんらい火災の時などに使うはずのものだが、TVドラマや映画などでは、もっぱらFBIに追われる登場人物が脱出するために使用されている。 見てみると街中にたくさんあって、どれも同じようでちょっとずつ違う。ビルの正面にあるくせに見栄えを気にしている様子もない。でもなんかキュート。 見かけるたびに写真に撮ったので、それをご覧ください。
大学の先生たちが集まって「スナック」について本気で研究している会がある。お菓子ではない。お酒の方だ。 代表は首都大学東京・法学系教授の谷口功一氏。著書に『ショッピングモールの法哲学』(白水社)などがある。 スナックといえば近所のおっちゃんがカラオケを歌いながらわいわい騒ぐ場所というイメージだが、アカデミックなアプローチから新しい側面も見えてくるのだろうか。谷口氏に話を聞いた。もちろん、スナックで。
まずは、ウエストを知らない人に、ウエストについてざっくりと説明しておきたい。知ってる人は読み飛ばしてもらってもかまわない。 ウエストは、主に福岡県内で展開しているうどんチェーン店で、特に福岡市内に多い。(ちなみに、関東にも町田に1件と、千葉県にそこそこある) 店に入ってセットを頼むと、こんなのが出てくるぐあいになっている。 一般的に「やわらかい」といわれる福岡のうどんだが、ウエストのうどんはその中でも比較的に麺がしっかりしている。 いりこだしの利いたうどんのうまさもさることながら、揚げ物が揚げたてでサクサクしており、これがまた、たまらない。 ぼくは、名古屋に行くと必ずスガキヤに行くが、福岡に行くと必ずウエストに行ってうどんを食べる。 ぼくは数年に数回程度しか、本場のウエストを経験できないけれど、もっとウエストについて知りたい。それには、ウエストを知っている福岡の人にウエストについて語っても
ひとはさまざまな理由で東京へやってくる。 東京へやってきてはじめて、それまで自分のすんでいた町の文化や風習の独特さにきづくことがおおい。 過去2回ほど、そんな“上京して”気づいた故郷の独特さをまとめてきた。 “上京した鳥取県民”あるある" “上京した青森県民(津軽地方)あるある” 今回、福岡県になんどか行く機会があったので、福岡県民の方に聞き取り調査を行い、“上京した”福岡県民のあるあるをまとめた。 ※なお、あくまで、聴き取り調査をした範囲内での個人的な見解です。
僕は東京在住なのですが、先日、関西方面に用事ができまして、道中、兵庫県の「新神戸」という駅に立ち寄ることになりました。 生まれて初めて訪れる土地だったので、ワクワクしつつ、どんな場所かをネットで検索してみていたら、「駅から徒歩5分で行ける滝がある」という情報を発見。 徒歩5分つったら、うちのマンションから最寄駅までより近いじゃん! せっかくなのでどんな滝なのか、見に行ってみることにしました。
三井住友銀行の源流のひとつとなる住友銀行は、日本最古の財閥と言われる住友財閥が明治時代に開設した銀行じゃ。 住友財閥は、江戸時代に、伊予国(現在の愛媛県)の新居浜にある別子銅山の開発で大きく成長し、1662年、泉屋両替店という両替店を大坂で開業する。 しかし、この泉屋両替店、1684年、為替を不達するというヘマをやらかし、一度お取り潰しの憂き目にあっておる。その後、再開するものの、明治時代に両替商の業務は終わる。 1895年、別子銅山と大阪の中継地となっていた尾道で開かれた住友家の家族会議「尾道会議」で銀行設立が決議され、住友銀行は発足したのじゃ。 三井住友銀行の元になった三井銀行は、三越百貨店の元になった越後屋三井呉服店がルーツじゃ。 年2回のツケ払いが主流だった江戸時代、店に陳列されておるものをその場でお金を払って買う「店前現金掛け値なし」の商法で大当たりした越後屋三井呉服店の三井家は
私事ながら、少女漫画家の栗原まもるさんと2015年10月に結婚しました。今さらもう1年半前の話だ。 互いにフリーランスということで、結婚式も何もそれらしいことをせぬままダラダラ仕事をしていたら、あっという間に1年半が経ってしまった。 僕も妻も、モチベーションが上がらない限り、大抵のことは放置して気にしないタイプだ。このままでは何も進まない。 じゃあ、かっこいい結婚写真を撮るって、どうだろう。「爆破結婚写真」とかモチベーション上がりそうじゃないか。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:溶かす!削る!灼熱の肉汁!ケガめし > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
過日記事にしたように、昨年チェルノブイリに行ったのだが、旧ソ連の国たるウクライナとなればなにがなんでも体験しなければならないのは、地下鉄だ。その点はご理解いただけると思う。共産デザインの地下鉄に行くの夢だよね! なんせ、キエフには世界一深い地下鉄駅があるのだ。 深い、速い、ちょうすてき! というまさに三拍子揃っためくるめくキエフ地下鉄をご覧ください。 ほんとうにすてきだった。また行きたい。いますぐ。
過日記事にしたように、昨年チェルノブイリに行ったのだが、ウクライナに降り立ったとなれば行かねばならぬ場所がもうひとつある。団地だ。 旧ソ連の国の団地。こんなに魅惑的なものがあるだろうか。団地マニアのぼくにはたまらない響きだ。共産建築の団地。 で、スケジュールの合間をぬってたずねた。そうしたら、やっぱりちょうすてきだった。なにがすてきって、どこもかしこもすてきなんだけど、特にベランダがたまらなかった。 「寒い国に行ったら、ベランダを見ろ」だな、と思った。
専門職の人というのは一般の人が思う以上に、自分の仕事についてよく考えている。したがって一般の人が「その道の人にこんなことを聞いたら失礼かもな」なんて思うようなことに対しても意外と冷静な答えを持っていたりするものだ。ぼくは指圧師だが、自分にそんなところがあると思う。 それだったら、専門職の人に思いっきりバカで失礼な質問をぶつけてみたらどうだろう。きっと冷静に一つ一つ論破してくれるに違いない。
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