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ブックマーク / diamond.jp (96)

  • “人手不足倒産”が日本経済にとっては「いい倒産」である理由

    経済評論家。1981年東京大学法学部卒、日興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事。2005年に銀行を退職し、久留米大学に移る。2022年に大学を定年退職となり、現職。著書は『経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体』(河出書房新社)など、多数。 重要ニュース解説「今を読む」 めまぐるしく変化する世の中で、あふれる情報に付いていくだけでも大変だ。そこで、押さえておきたい重要ニュースを日興業銀行(元みずほ銀行)の調査部出身で久留米大学商学部教授の塚崎公義さんに分かりやすく解説してもらう。 バックナンバー一覧 東京商工リサーチや帝国データバンクによれば、「求人難」「人手不足」による倒産が増加しているという。いずれも件数は少ないものの、「労働力不足」で倒産する企業が増えているというのは、象徴的なニュースだ。 倒産は悲惨だ。経営者は、全財産を失って路頭に迷い、

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  • ソフトバンク和田投手が若手に自分からアドバイスをしない3つの理由

    福岡ソフトバンクホークス 投手(背番号21) 1981年2月21日、愛知県江南市出身。大学野球の選手だった父の影響で小学1年生から野球を始める。11歳のときに父の故郷・島根県へ転居。浜田高校時代は、エースとして2年生夏、3年生夏と甲子園大会に2回出場。3年生夏の大会はベスト8まで勝ち進んだ。 高校卒業後、早稲田大学へ進学。同級生のトレーナーとともに試行錯誤を重ね、フォームに磨きをかけたことで、最速127〜128km/hだった球速がわずか2カ月で140km/hを突破。2年生春から先発投手の座をつかむ。4年生時には、早大としては52年ぶりの春秋リーグ連覇達成に貢献。江川卓氏が保持していた六大学野球通算奪三振記録(443)を塗り替える476奪三振を記録した。卒業論文のテーマは「投球動作における下肢の筋電図解析」。 2002年、ドラフト自由獲得枠で福岡ダイエーホークス(当時)へ入団し、1年目から先

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  • 「テキパキしている人」がむしろ生産性が低い理由

    コーネル大学ジョンソンスクール(経営大学院)の客員教員を15年以上にわたり務め、マネジメントスキルやネットワーキングについて講義を行う。アメリカ教育省、コーネル大学、メンサ、スミソニアン協会、ロンドン・ビジネススクール、デロイト、オーストラリア・インスティテュート・オブ・マネジメントなど100を超える企業、団体にリーダーシップ、チームマネジメント等の指導を行う。オンリー・コネクト・コンサルティング社CEO。『自分のタイプを理解すればマネジメントは成功する』(SBクリエイティブ)、『人脈作りが嫌いな人のための人脈術』(未邦訳)などがある。 SINGLE TASK 一点集中術 話題沸騰!世界絶賛のベストセラー、ついに待望の邦訳刊行!ハーバード、スタンフォード、MIT……脳科学、心理学の最新研究からわかった「シンプルなのに超効果的な驚異の方法」とは?「一点集中」ですべてが超効率化する! バックナ

    「テキパキしている人」がむしろ生産性が低い理由
  • 113532

    あんどう・こうだい/1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス(現:ライク)のジェイコムで取締役営業副部長等を歴任。2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、識学を設立。人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11カ月でマザーズ上場を果たす。2022年3月現在で、約2700社以上の導入実績があり、注目を集めている。最新刊『数値化の鬼』(ダイヤモンド社)の他に、29万部を突破したベストセラー『リーダーの仮面』(ダイヤモンド社)などがある。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナ

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  • ビールを思いきり飲んでも太らない方法はある

    メンタルダイエット協会代表。自らが2年で25kg減量に成功した経験をもとに、飲み会の多い人や運動する時間の取れない人でも実践でき、リバウンドしない独自のダイエット法を開発。ダイエットコンサルティング、セミナー、出版活動を行っている。著書に『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』(かんき出版)など多数。 ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む法 年末年始は体重計に乗るのが怖い魔の季節。このたび『ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む法』を上梓したダイエットコンサルタントの小林一行氏が、今の生活習慣をほとんど変えずにダイエットを成功に導く秘策をレクチャーする。 バックナンバー一覧 忘年会シーズンが終わったかと思えば、ゴロゴロとべて飲んでばかりの正月休み。年末年始は体重計に乗るのが怖い魔の季節です。このたび『ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む法』(三笠書房)を上梓したダイエットコンサルタントの小林一行氏が

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  • AIで一変する社会にどう備える?孫泰蔵と安宅和人が予測

    簡単に言いますと、上場会社の株式も、非上場のスタートアップの株式も、権利の売買を通じて、全く同じ市場の中で取引できるようにしたのです。 この核となるのがブロックチェーンの技術です。詳しい技術の話は省きますが、肝となるのが、証券取引に必要な巨大なサーバーを不要にしたことです。 そのため、なんと取引手数料が基ゼロ。もうかったときに限り、もうかった分の1%だけを支払えばよく、損したらゼロでいいと。 しかも、この女性創業者、エストニアの電子政府化(eエストニア)を推進していたコアメンバーの一人で、かつナスダック・エストニアのCEOだった人です。体制側だった人物が、真っ向から既存の金融システムをぶっ壊そうとしているのです。 これにより、上場審査も、証券会社も不要とし、ベンチャーキャピタルのような目利き集団すらも必要としない。しかも国境を超えて取引できると。 安宅 驚きましたね。ブロックチェーンでそ

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  • 旭硝子が「バイオ医薬品」で勝負に出た理由

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 奇をてらうことなく、着実な成長に向けて全体の舵取りを進める島村琢哉社長(右)。出身母体の化学品部門は、社内に対してもガードが堅いことで知られる。一連のM&Aは、B2B部門の体質改善につながるか Photo by Hitoshi Iketomi 12月20日、世界一の総合ガラスメーカーである旭硝子は、約600億円を投じてデンマークのCMCバイオロジックス社(バイオ医薬品開発製造受託企業)を買収した。過去3番目の規模となる大型案件だった。 今回のM&Aは、旭硝子の連結売上高1兆3263億円(2015年度)の約24%を占める、化学品事業部内で起きた“事件”であり、スピード感たるや、過去の旭硝子の辞書にはなかったほど電光石火

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  • 超ブラック上司、頭も人柄も悪くない裏に潜む病理

    UCLA社会学研究科Ph.Dコース修了。北海道大学助手、京都大学助教、早稲田大学准教授を経て、現職。実験ゲームや進化シミュレーションを用いて制度・文化の生成と変容を社会心理学・大脳生理学分野の視点から研究しており、それらの研究を活かして企業組織にも様々な問題提起を行なう。現在はニューロビジネスという大脳生理学と経営学の融合プロジェクトのディレクターを務めている。代表的な著書に『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(共著、講談社刊)。その他『ソフトローの基礎理論』(有斐閣刊)、『入門・政経経済学方法論』、『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』 (共著、講談社)など多数。 ニューロビジネス思考で炙り出せ!勝てない組織に根付く「黒い心理学」 渡部幹 この連載の趣旨は、ビジネスマンのあなたが陥っている「ブラック」な状況から抜け出すための「心」を獲得するために、必要な知識と考え方を紹

    超ブラック上司、頭も人柄も悪くない裏に潜む病理
    motoson
    motoson 2016/12/21
    残念ながらよく聞く話
  • ヤクザと共生する街、神戸市民の意外な「山口組観」 | JAPAN Another Face | ダイヤモンド・オンライン

    あきやま・けんいちろう/1971年兵庫県生まれ。『弁護士の格差』『友達以上、不倫未満』(以上、朝日新書)、『ブラック企業経営者の音』(扶桑社新書)、『最新証券業界の動向とカラクリがよーくわかる』『いまこそ知っておきた い!当の中国経済とビジネス』(以上、秀和システム)など著書多数。共著に『知られざる自衛隊と軍事ビジネス』『自衛隊の真実』 (別冊宝島)などがある。週刊ダイヤモンドでの主な参加特集は、『自衛隊 防衛ビジネス 当の実力』『創価学会と共産党』がある。 JAPAN Another Face 白昼の世界からは窺い知ることのできない、闇の世界や夜の世界。日社会の「もうひとつの貌」に迫る。 バックナンバー一覧 山口組と神戸山口組という2つの組織に分裂し、昨年は恒例の「子どもたちへのハロウィンのお菓子配り」が中止となった山口組。ところが今年は、子どもたちとの約束通り、菓子配りが復活

    ヤクザと共生する街、神戸市民の意外な「山口組観」 | JAPAN Another Face | ダイヤモンド・オンライン
  • 庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(上)

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート 『週刊ダイヤモンド』編集部厳選の特別寄稿と編集部による取材レポートを掲載。誌と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズや映画『シン・ゴジラ』を手掛けてきた庵野秀明監督には、映像作家という一面の他に、映像企画製作会社カラー代表取締役社長としての顔がある。このたび、カラーの会社設立10周年を迎え、2016年11月23日(祝)から8日間、東京・ラフォーレミュージアム原宿で初の企画展覧会を開催することになった。日を代表するアニメスタジオを誕生させた庵野監督が初めて会社経営について語った。(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志) 10年間「大丈夫」だった カラーを知ってもらいたい ──株式会社カラーが設立して10周年を迎えました。初めての企画展覧会を開くことになりましたが、その理由

    庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(上)
  • なぜ一流のリーダーは「教養」を重要視するのか

    青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、21万部のベストセラー「誰からも気が

    なぜ一流のリーダーは「教養」を重要視するのか
    motoson
    motoson 2016/11/09
  • カワサキが情熱と技術力で戦闘機「飛燕」を復元、驚きのこだわりとは

    from AERAdot. 『週刊朝日』や『AERA』を発行する朝日新聞出版のwebサイト「AERAdot.」とのコラボレーション連載。 バックナンバー一覧 第2次世界大戦中に製造された旧日陸軍の三式戦闘機「飛燕(ひえん)」が、当時開発を担った川崎航空機工業に連なる総合重機メーカー、川崎重工業の有志によって修復された。国内にただ一つ残っていた機体を、飛燕を愛する人たちの情熱と技術力をもってして、細かい部品や色合いまで忠実に再現した。いったいどのようなドラマがあったのだろうか。 修復された機体は、全長9.2メートル、全幅12メートル。神戸市の神戸ポートターミナル・大ホールで開催中の「川崎重工創立120周年記念展」で、2016年11月3日まで展示される。

    カワサキが情熱と技術力で戦闘機「飛燕」を復元、驚きのこだわりとは
  • 『君の名は。』大ヒットの理由を新海誠監督が自ら読み解く(上)

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』の勢いが止まらない。8月26日の公開から3週間あまりで観客動員が約700万人、興行収入は91億円を超え、100億円の大台突破も確実視されている。 原作小説は100万部を突破し、ロックバンドRADWINPSの主題歌も音楽チャートを席巻。スタジオジブリ作品とディズニー作品の2強であった長編アニメ映画業界に新風を吹き込んでいる。新海誠監督に、映画大ヒットの要因について話を聞いた。(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志) 発想のヒントを得るために 私の場合、古典を読む ──興行収入100億円の突破が目前の大ヒットとなっています。今の状況をどう受

    『君の名は。』大ヒットの理由を新海誠監督が自ら読み解く(上)
  • アステラス製薬社長社長が語る世界再編への意欲

    短答直入 円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。 バックナンバー一覧 ──2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業の合併で国内2番手となり、財務は良好。もう一段の再編に意欲は? 確かに規模があれば、投資余力は出てきます。さまざまなアカデミアやバイオベンチャー、製薬会社と組んできていますから、ここに広がりを持てるのは大きなメリット。一方で規模が大きくなったとき、これを維持して価値を出し続けられるか。両方のバランスを、よくよく考えなくてはいけません。 全体の売り上げ規模やシェアがどれだけ競争的な意味を持つのでしょうか。特定の治療領域で強くなり、そこで強みを生かして成長するという選択もある。合併以来、当社はその道を進んできました。 ──アステラスを核に世界に伍せる日の丸製薬誕生とい

    アステラス製薬社長社長が語る世界再編への意欲
  • もしゴジラが上陸したら?現役自衛官たちが真剣に考えてみた(上)

    あきやま・けんいちろう/1971年兵庫県生まれ。『弁護士の格差』『友達以上、不倫未満』(以上、朝日新書)、『ブラック企業経営者の音』(扶桑社新書)、『最新証券業界の動向とカラクリがよーくわかる』『いまこそ知っておきた い!当の中国経済とビジネス』(以上、秀和システム)など著書多数。共著に『知られざる自衛隊と軍事ビジネス』『自衛隊の真実』 (別冊宝島)などがある。週刊ダイヤモンドでの主な参加特集は、『自衛隊 防衛ビジネス 当の実力』『創価学会と共産党』がある。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 陸・海・空の各部隊は、どのようにゴジラをやっつけるのか!?もちろん架空の話ではあるが、自衛官たちは真剣に対ゴジラ戦について語ってくれた ©2016 TOHO CO.,

    もしゴジラが上陸したら?現役自衛官たちが真剣に考えてみた(上)
  • 「23時帰宅、深夜1時就寝」の人でも大丈夫!睡眠の質を上げるちょっとしたコツ

    あなたの1日は27時間になる。 誰にも邪魔されない「自分だけの3時間」の作り方! 残業続きで終電族。毎日疲弊し、心身ともに疲れ果てた著者が、 「仕事漬けの人生を変えたい! 」と一念発起。 仕事の効率化とスピードアップで、「残業ゼロ・年収倍増」を実現! その全メソッドを公開! バックナンバー一覧 「毎日忙しくて、疲れがとれない」「深夜帰宅でヘトヘト」。そんなときほど、睡眠の質を上げていきましょう。簡単、しかも効果抜群のテクニックをお伝えします。 睡眠の質を上げるための 「夕・入浴・就寝」の最適バランス 質のよい眠りを手に入れるためにまず心がけたいことは、夕・入浴・就寝の間隔です。よく「事は寝る3時間前に摂ること」とか「消化のためにも事と入浴の間隔はあけること」と言われています。そこで私は、「身体が休まるのに最も効果的な事・入浴・就寝のバランス(時間帯)があるはずだ」と考え、顧客でも

    「23時帰宅、深夜1時就寝」の人でも大丈夫!睡眠の質を上げるちょっとしたコツ
  • 嗅覚センサーに「日本発世界標準」の期待高まる

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 毎朝スマートフォンに息を吹き掛けることで健康チェックができ、病気の兆候をいち早く自分で知ることができる──。そんな未来が実現可能となる技術が開発された。 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)が中心となり、開発した嗅覚センサーのことだ。膜型表面応力センサー(MSS)といい、センサー素子表面の感応膜に空気中の分子が吸着すると、対象の分子を検知する。 人間の五感を電子化することは、今後のIoT(モノのインターネット)時代でも重要課題と考えられているが、嗅覚に関しての技術は実はこれまで世界でも確立されていなかった。というのも、嗅覚を電子化するには、不特定多数の物質が含まれる呼気から、物質をそれぞれ検知しなければなら

    嗅覚センサーに「日本発世界標準」の期待高まる
  • 山極壽一・京都大学総長インタビュー 「歴史や文化を科学に結び付け優秀な学生を世界に送り出す」

    DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 昨年10月に京都大学総長に就任した山極壽一氏。異分野の人や文化、研究が交流・融合することで、学問に必要な、新しい発想が生まれると主張する。その最適な場としての京都大学の潜在力を生かし、学生の能力を高め、世界に送り出す「窓」となるという「WINDOW構想」と、大学の枠を超えるその先の考えを聞いた。(聞き手/ダイヤモンドQ編集部・大坪亮、フリーランスライター・橋長初代) ──総長就任から8カ月たちました。あらためて京都大学の使命と運営の方向性をお聞きします。 京都大学はノーベル賞受賞者を日の大学の中で最も多く輩出し、自然科学の研究分野では世界に誇れるものを有しています。西田哲学など日独自の思想を生み出してきた土壌もあります。 やま

    山極壽一・京都大学総長インタビュー 「歴史や文化を科学に結び付け優秀な学生を世界に送り出す」
  • 主力薬の“消失”で大ばくち 大塚4200億円買収の成算

    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 巨額買収とは無縁だった、大塚ホールディングスが動いた。総額約4200億円で米バイオベンチャー、アバニア・ファーマシューティカルズの買収を発表。主力薬の特許切れを目前に控え、未来の“飯の種”を託す。一方、業界関係者からは「高値つかみのギャンブル」という懸念の声も上がっている。

    主力薬の“消失”で大ばくち 大塚4200億円買収の成算
  • 下村博文 文部科学大臣インタビュー【後編】教育は、未来への「有効な先行投資」だ 少子高齢化時代を切り拓く、教育のイノベーション

    前回に続き、下村文科大臣インタビューの【後編】。前編では、現在進行中の教育改革の丸と言える「大学入試制度改革」の意図や具体的施策について話を聞いた。そして今回の後編では、改革を支えるために不可欠な「教育財源」や、管轄下の組織で起こった「STAP問題」についても聞く。 少子化高齢化で社会保障費が増大するなか、教育財源をどう確保し、教育立国を実現しようとしているのか。教育にイノベーションを起こすためには、日の社会はどう変わらなければいけないのか。 (聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集長 原 英次郎) 下村博文(しもむら・はくぶん) 文部科学大臣/教育再生担当大臣/オリンピック・パラリンピック担当大臣。1954年、群馬県生まれ。早稲田大学教育学部卒。東京都都議会議員を経て、1996年衆議院議員に初当選。現在、当選6回。2012年12月の第2次安倍内閣発足時より現職。9歳の時、父の交通事故