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ブックマーク / bunshun.jp (14)

  • 現実離れした目標はいらない…今の大学に必要なのはオリックスのような若手育成システムである | 文春オンライン

    *****これは野球コラムである 「東大と京大が落選!」 大学の業界を大きなニュースが駆け抜けていった。文部科学省が進めていた「国際卓越研究大学」の最初の選定から、日国内における最有力大学として知られる二つの大学、東京大学と京都大学が落ちた、というのである。この「国際卓越研究大学」とは、世界トップクラスの研究力をめざす大学を数校選び、政府が支援するものだ。原資は政府が支出する10兆円規模の大学ファンド、この運用益等を基に年に数百億円を配る計画である。支援は2024年度から始まり、最長で25年間にわたるという。 選ばれたのは「いつもの大学」ではなかった 預金貸出金利が0%に近いこの時代、果たしてファンドがどの程度の利益を出せるのかは不明であり、更に悪い事にこのファンドは、昨年度には600億円もの赤字を出している。筆者が運用している投資信託でも、もう少しは利益を出しているから驚きである。しか

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  • 『AKIRA』主人公のバイクが… 渡辺直美も絶賛した「MIKIKOチーム開会式案」の全貌 | 文春オンライン

    プレゼン資料は昨年4月6日付。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、開催延期が正式決定した直後のものだ。 「IOC側は『よくここまで準備してくれた』と大喜びでした。コロナに関するメッセージを盛り込む必要はあるが、現状の企画書に手を加えれば大丈夫。殆どの関係者がそう考えていました」(組織委員会幹部) ところが、その約1カ月後の昨年5月11日、MIKIKO氏は電通の代表取締役から責任者の交代を通告される。後任に就いたのが、佐々木宏氏(66)だった。 だが、その佐々木氏も、タレントの渡辺直美の容姿を侮辱する演出案を披露したことを理由に3月18日、辞任を表明する。 辞任した佐々木宏氏 ©共同通信社 これを受け、組織委員会の橋聖子会長は「大会まであと4カ月に迫る中で、一から作り上げるのは困難。佐々木チームの案をベースとして、新たなものを作り上げるのがベスト」などと述べていた。 「MIKIKOチーム

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    motoson
    motoson 2021/04/01
  • 関西の“ナゾの終着駅” 真反対の「網干駅」と「野洲駅」には何がある? | 文春オンライン

    年末年始は青春18きっぷのシーズンである。18きっぷを握りしめて全国各地の鉄道に乗りまくる正月休みを過ごす人も多いことだろう。で、そんな18きっぷの旅で特にありがたみを感じる列車が「新快速」である。関西を走る新快速ならば、米原から乗ってうとうとしているうちにあっという間に滋賀県を通り過ぎて京都、大阪、三ノ宮、姫路……と駆け抜けてゆくのだ。18きっぷで乗ることのできる列車の中ではいっとう速い列車である。 と、そんな18きっぱーはもちろんのこと、普段から新快速を使っている人たちなら気になる駅があるはずだ。新快速やそのひとつ格下の「快速」などでしばしば終点の駅となっているあのふたつの駅。そう、網干駅と野洲駅である。というわけで、今回は終着駅の旅 年末年始特別版。関西地方なら外すことのできない二大終着駅であるこの2駅に足を運んでみた。 ■網干駅(JR山陽線/兵庫県姫路市) 地元の人や鉄道ファンな

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  • 高畑勲を失った宮崎駿は、どこへ向かうのか | 文春オンライン

    ◆ 憔悴し、途方に暮れた様子の宮崎駿 あんなに憔悴し、途方に暮れた様子の宮崎駿を見たのは初めてだった。5月15日に「三鷹の森ジブリ美術館」で行われた「高畑勲 お別れの会」でのことだ。 「迷路のように入り組んだ美術館の中に、どうやって人を入れるんだろう」と思っていたが、予想に違わず、招待された弔問客の大半は館外のテントで、モニター越しに会の様子を見守ることになった。 たぶん宮崎駿は、大きな斎場で、見知らぬ人々と一緒に高畑勲を送ることが、どうしても我慢ならなかったのだ。自らの手がけた美術館の中で、少数の親しい人々だけと共に、高畑との「最後の別れの時」を過ごしたかったに違いない。そんな宮崎の思いを、いったい誰が責められるだろうか。 1990年11月、インタビューに答える高畑勲氏と宮崎駿氏 ©共同通信社 宮崎の高畑を送る言葉は、その大半が、高畑の初演出作品「太陽の王子ホルスの大冒険」(1968年)

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    motoson 2018/05/20
  • ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」 | 文春アーカイブス | 文春オンライン

    さる8月15日、30年以上勤めた任天堂を退社しました。大学を出てからずうっと任天堂で玩具作りにかかわってきたのですが、55歳を区切りに自分のアイデアをもっと自由にいかせる仕事をしようと考えたのです。 もっとも、新しい門出に、いきなり洪水のような報道が襲ってきました。 退社する前日に、『日経済新聞』が私のことを大々的に報じたのです。 いわく「ゲームボーイを開発した功労者が退社した。鳴り物入りで宣伝した『バーチャルボーイ』失敗の責任をとったものだ」 いわく「『NINTENDO64』が予想以上に売れていないため、任天堂の利益が大幅に減っている」 二つの「事実」を並べて読むと、読者には任天堂が大変な苦境に陥り、まるで内紛でも起こっているかのように思えるでしょう。 実際には、私は「『バーチャルボーイ』失敗の責任をとって」辞めたわけではありません。 前々から、55歳になったら、独立したいと考えていま

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  • 高梨沙羅が「国民」からの「メイク批判」に勝利した日 | 文春オンライン

    その瞬間、「アォッ」という、ソチフリーの浅田真央選手が3A着氷させたときの解説タラソワコーチみたいな声出ました。平昌オリンピック、女子ジャンプ。2回目のジャンプで103.5mという記録を叩きだした高梨沙羅選手。着地後の小さなガッツポーズに女子ジャンプ先駆者としての意地が滲んでいたようで、胸が熱くなりました。と同時に底意地の悪い私も小さくガッツポーズしたのです。マスカラとベンツ、大勝利……と。 たとえば親が子に、恋人が恋人に、ファンがアイドルに……悲しいかな人は他人に対して勝手に期待をぶつけては、期待が果たされないとなると逆ギレし、その理由をあれやこれやと探りだし、弾劾しようとする、ひとり相撲脳内場所を開催させてしまう生き物。そしてそれが最も顕著に表れるのが「国民とアスリート」の関係性ではないでしょうか。特に国同士が戦うオリンピックでは、視聴者が「国民」という最強の鎧を身につけたことで、無敵

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    motoson
    motoson 2018/02/17
  • 小さな頃からコンプレックスがない万城目流「明るい諦念」──「作家と90分」万城目学(後篇) | 文春オンライン

    (前篇より続く) 若い男女のラブストーリーを書いたのは企画ものの「月9効果」 ――今までは日常で生きている人間が非日常に触れる話が多かったですけれど、この『パーマネント神喜劇』は人間にとっては非日常にいる神様の視点から書かれているのが、今までとは違うところですね。 万城目 そのへんは企画もののメリットというか。やっぱり一回きりだと思うと、今までのものから逸脱したものを書きますよね。昔の月9の主題歌みたいなものです。今は成功例が激減しましたが、かつての月9の主題歌は「今回このようなラブストーリーです」と説明されて、それまでベタなラブソングとか作ってこなかった人でも「じゃあ」と作品に合わせた歌を作るわけです。米米CLUBとかもそれまでちょっとひねた感じの歌が多かったのに、なかなか歌わなそうな「君がいるだけで」という曲を月9の主題歌として歌って、最高のヒットを飛ばしてしまったわけですけれど。チャ

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  • あまりに人間くさい縁結びの神様たちに思わずほろり『パーマネント神喜劇』──「作家と90分」万城目学(前篇) | 文春オンライン

    それは「世にも奇妙な物語」から始まった ――『パーマネント神喜劇』(2017年新潮社刊)は一風変わった縁結びの神様たちが登場する連作短篇集。笑いながら読み進めていたら、最後にぐっとくるものがありました。この作品は成り立ちがいつもと違ったそうですね。 万城目 2010年にテレビの「世にも奇妙な物語」から、作家たちが原作を書く回にしたいので、1作書いていただけないかとオファーが来まして。そのオファーのメールを読んだ後に、予約していた整骨院にマッサージに行って、30分もみもみされている間に思いついて書いたのが、第1話の「はじめの一歩」です。 ――そんな短時間で作ったんですか!「まずはじめに」が口癖で何事も段階を踏まないと気がすまない青年が、恋人に愛想をつかされそうになった時、縁結びの神様が現れて彼からその口癖を奪う、というお話。それが大野智さん主演で映像化されて、万城目さんもエキストラ出演されて

    あまりに人間くさい縁結びの神様たちに思わずほろり『パーマネント神喜劇』──「作家と90分」万城目学(前篇) | 文春オンライン
  • 現代日本を覆う「あの敗戦のようなパターン」な空気感(山本 一郎) | 文春オンライン

    「忖度」という言葉が独り歩きした2017年でしたが、終戦記念日を迎えてこの数年ひしひしと感じていることがありまして。 小池百合子女史の「私はAI」発言という物件 「空気を読む」ってあるじゃないですか。きっとみんなこう思ってるんだろうなあ、って先回りして、自分の意見を押し殺すやつ。そんな日社会や組織で良くあることとして、トップが突然何故か頓珍漢なことを言い出すっていうのがあります。「あれやろう」とか「こうしよう」とか、意気込みは分かるんだけど、「ああ、これはきっと上手くいかないんだろうな」と思うようなことをやり始めるのです。それって合理的なの?  当に実現できると思ってそう言ってるの?  誰に相談したの?  賛成とか反対とか、それなりに吟味した結果がそのトップダウン?  マジで? 現場として疑問に思うことは多々あれど、うっかり反対意見を言って、上から睨まれると面倒くさいし未来が閉ざされる

    現代日本を覆う「あの敗戦のようなパターン」な空気感(山本 一郎) | 文春オンライン
  • 文科省国立大「現役出向」241人リスト #3 | 文春オンライン

    241名、計83大学の文部科学省職員の国立大学への「現役出向」の実態を明らかにした(第1回参照)自民党行革推進部長の河野太郎氏は、「現役出向」が事実上の天下り支援制度と化し、教育行政に負の側面をもたらしていると指摘する(第2回参照)。「文科省不要論」を唱える河野氏がこれからの教育行政の在り方を提言する。 (出典:文藝春秋2017年4月号・全3回) ◆ ◆ ◆ 文科省不要論 私は、これまで「文科省不要論」を唱えてきました。昨今の惨憺たる有様を見るにつけて、その考えをより強くしています。 文部科学省は、解体して国の教育行政をスリム化すべきです。初等中等教育は、財源とともに地方自治体へ移行させる。また、高校についても、都道府県に委譲する。大学については、国が管轄するしかありませんが、文科省からの現役出向は禁じて、当に必要ならば出向ではなく「転籍」させる。現在のように、文科省にお伺いを立てなけ

    文科省国立大「現役出向」241人リスト #3 | 文春オンライン
  • 文科省国立大「現役出向」241人リスト #2 | 文春オンライン

    60件以上もの違反事例が発覚した、文部科学省をめぐる「天下り斡旋」問題。自民党行革推進部長・河野太郎氏は、現役の文科省職員による国立大学への「現役出向」が、「天下り斡旋」の温床となっていると指摘(第1回参照)、241名が計83大学に出向していた実態を明らかにした。2004年に「国立大学法人」に衣替えし、独立したはずの国立大学が文科省からの出向を受け入れる理由とは――。 (出典:文藝春秋2017年4月号・全3回) 河野太郎・自民党行革推進部長 ©文藝春秋 ◆ ◆ ◆ 「大学の自治」を逆手に なぜ独立したはずの国立大学は、文科省の出向を受け入れるのでしょうか。 文科省は、「各大学の学長からの要請に基づいて送っています」という説明を貫いています。国会でも、文科省は同様の答弁をしています。 大学側に人材を求められて派遣している――「大学の自治」を逆手にとった建前論です。昨日今日に独立した組織な

    文科省国立大「現役出向」241人リスト #2 | 文春オンライン
  • 文科省国立大「現役出向」241人リスト #1 | 文春オンライン

    前川喜平事務次官が引責辞任する事態に発展した、文部科学省の組織ぐるみの「天下り斡旋」。このような事態を招いた“温床”として、自民党行革推進部長の河野太郎氏が問題視するのが、現役の文科省職員による国立大学への「現役出向」だ。理事だけで75名、役員・幹部職員全体で241名にのぼる「現役出向」の驚くべき実態を明らかにする。 (出典:文藝春秋2017年4月号・全3回) 文部科学省をめぐる「天下り斡旋」問題が、世間を騒がせています。 国会でも審議されたのは、吉田大輔元高等教育局長が早稲田大学に教授として再就職したケースです。文科省人事課が組織的に斡旋していたという、明らかに違法と認定できるケースでした。この問題で、前川喜平事務次官が引責辞任する事態に発展しました。 辞任した前川喜平前文科事務次官 ©共同通信社 さらに2月21日には、文科省による全容解明調査の中間報告が発表されました。そこで、新たに

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  • 小泉進次郎が「バカになる仕組み」を続ける理由 | 文春オンライン

    昨年末、こんな投稿がネット上で共感を呼んだ。 〈年末が近づき、僕のフェイスブックでも多くの国会議員の知人たちが、忘年会を回ったり、消防団の年末集会に足を運んでいるさまをアップしています。笑顔で写真に映る彼らを見ながら、僕は複雑な思いに駆られます。なぜなら、これは「政治家がバカになっていく」仕組みの一部だからです。〉(駒崎のフェイスブックより) 12月29日23時過ぎ、これに続く1500字ほどの文章がフェイスブックに流れると、瞬く間に2000人以上が「いいね!」を押した。タイトルには、〈「政治家がバカになる」仕組みを、そろそろやめよう〉とあった。 筆者は、病児保育などを手掛けるNPO代表の駒崎弘樹さん(37)。ビジネス界にユニークな人材を多数輩出する慶応SFC出身の社会起業家である。民主党政権時代から政府のご意見番に抜擢されてきた彼は、若きオピニオンリーダーとして永田町でも知られた存在だ。

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  • 高齢化問題は、実は「30代と40代の問題」なんだぞ | 文春オンライン

    だいたい月に2、3回、地方自治体や地方で活躍する企業の方とかに呼ばれて高齢化問題について講演することがあるんですが、だいたい7割がた客席を埋めているのは40代の働き盛りな男女と75歳以上のお年寄りなんですよ。50代から団塊の世代の方は、意外とお越しにならない印象です。理由は良く分かりません。 実際、高齢者に向かって高齢化問題を話すなんて、まるで「お前ら早く死ね」って言っているみたいじゃないですか。まあ実際、高齢者が早く死ねば高齢化問題なんて無くなるわけですが。言われてみれば、環境問題も財政破綻も核戦争も人間がいなければ起きないことなんだから、みんな死ねばいいんだ。いや、死にたくない。しかし、時間は残酷だ。若いころは怪力で鳴らした住職も可愛いあの子も老けていく。誰だよ住職って。健康優良児で元気に土木作業をやってた人も、コンビニの前でタムロってしゃがんで弁当べてる人も等しく老いて、でも地域に

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