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ブックマーク / artsmarketing.jp (7)

  • ニューヨーク近代美術館(MoMA)と「デジタル・メンバーシップ」

    以前、「デジタル・オーディエンス」という概念のことをこのブログで書いたことがある。(2011 年 8 月とだいぶ昔だけど) アート/エンタメにおける「デジタル・オーディエンス」とは 詳しいことはこのブログをご参照ください、、なのだけど、簡単に言うと、 「インターネットの普及により多くの人が日常的にオンラインで活動するようになったので、アート/エンタメ関連機関も(従来の来館者や地域の人のみならず)そういった人たちともコミュニケーションをとっていかないとねー」 というような話。単に地元の対としての遠隔地そしてインターナショナル、というのではなく、「デジタル上で積極的にいろいろな体験をする人(情報検索、チケットをとる、といったことから、チェックインする、自分の考えや撮ったものをシェアするといったことまで)たち」を指している。 このブログを書いた時点ではわりと聞いた言葉なのだけど、最近はあんまり聞

    ニューヨーク近代美術館(MoMA)と「デジタル・メンバーシップ」
    motowaka
    motowaka 2015/02/20
  • ヴィジュアル時代の美術館(1): 美術館 x インスタグラムの成功例 #empty シリーズ

    昨年はなぜかずっと、「デジタルの海にビジュアル(画像と映像)が溢れだしている時代の美術館(と作品)」ということに関心があった。なんで気になるのかよく自分でもまだよくわかってないので、整理がてら改めてそれらにまつわる事例、事象っぽいのを何回かにわけて書いておこうと思う。なんか見えることがあるといいな。 まずは、美術館や文化施設の instagram プロモーションとして注目が集まっている “empty” シリーズ(と、私が勝手に命名しているだけど)の紹介と、なぜこれが少なくとも私にとっては重要なのか、ということを。 一人のフォトグラファーのアイディアで始まった “#emptymet” 一気に増えたメトロポリタン美術館のフォロワー 広がっていく “empty” シリーズ 空っぽの美術館で撮られたものは 「culture snacker」と「inspiration snacking」 なぜ、彼は

    ヴィジュアル時代の美術館(1): 美術館 x インスタグラムの成功例 #empty シリーズ
    motowaka
    motowaka 2015/02/14
  • 美術館 WEB の game changer(2):Walker Art Center の WEB 戦略

    ちゃんとしたブログを書くのは 1 年以上ぶりです。「美術館 WEB の game changer(1)」としてアムステルダム国立美術館のことを書いたのは 2013 年の 10 月なんだけど、思い立ってようやくシリーズ第二弾を書きます(笑)。 当時から書きたいと言っていた、Walker Art Center が 2011 年 12 月にロウンチした「革新的な美術館 WEB」について。これに関しては 2 年前、tumblr に少し書いていてまずはそれを転載した後、その時書いていないことをいくつか補足として書き足しました。 それまでの美術館 WEB の概念を大きく変えた Walker Art Center 「2 つのポータル」を作るという発想 外部記事を積極的に紹介していく姿勢 人々と、世界と「関係をつくる」ためのニュース・フォーマット ロウンチ直後の実績 “by letting go, we

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    motowaka
    motowaka 2015/02/14
  • なぜルーヴル美術館は毎年クラウド・ファンディングをするのか――美術館とクラウド・ファンディング

    前回「美術館とクラウド・ファンディング」というテーマが出たので、今回はそこから派生して。 アメリカでは、アート関連では断然に個人がプラットフォームを通じてクラウド・ファンディングを利用するケースがまだまだ多いですが、ヨーロッパでは少し事情が違う国もある模様。その目立った例として、今回はルーヴル美術館とフランスを中心とした事例を紹介しつつ、個人利用ともまた違う「パブリックな組織とクラウド・ファンディング」の特徴や、なぜ利用されているかについて触れてみたいと思います。 ※今回、実際にルーヴルの担当者にインタビューを実施した佐々木周作さん(大阪大学超域イノベーション博士課程プログラムでオンライン寄付を研究されています)から多くの情報を共有していただいています。ありがとうございます! ■目次 毎年クラウド・ファンディングを実施しているルーヴル美術館 ルーヴル美術館が「Tous mécènes !」

    なぜルーヴル美術館は毎年クラウド・ファンディングをするのか――美術館とクラウド・ファンディング
  • 【発表資料公開】「アートのファンドレイジング2: 今注目されるクラウドファンディング」

    11 月 11 日(月)に芸術資源マネジメント研究所講座「アートによる共感づくり―ファンドレイジングを学ぶ―」の第六回にて、「【アートのファンドレイジング2】�今注目されるクラウドファンディング」と題した発表をしました。 今まで何度か資料をアップしたことはありますけど※1、今回は芸術分野にかなり特化でき、しかも “クラウド・ファンディングのテクニック” というのではなくなんとなくいつも言っているようなことを好きに発表させてもらったこともあり、自分の中では久々に新しい資料、という感じです。11 月 3 日の文化経済学会秋の講演会でも同様のテーマで話させていただきましたが、時間がすごく短くて私の能力では全然上手く伝えることができなかったところのフォローにもなっています。 事例含めちょいマニアックだと思いますが、どうぞー。 内容: クラウド・ファンディングとは p.4- 芸術団体、アーティストに

    【発表資料公開】「アートのファンドレイジング2: 今注目されるクラウドファンディング」
    motowaka
    motowaka 2014/01/05
  • 【後編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略

    前回の続き。 アムステルダム国立美術館が 1 年前に立ち上げ、その革新性が大きな評判となった新サイト&新オンライン・アーカイブ “rijksstudio”。彼らがこのサイトをどのような考え方の元に作り、どのような結果を出しているかについて、今月開催された Museum ideas の担当者の講演を元に書いてます。 後編である今回の内容はこんな感じ。 Rijksstudio:自分でテーマを作って自由にコレクション Rijksstudio:「好きな作品画像でポストカード・オーダー」までできる Rijksstudio:モバイルとの連動、API 提供など キャンペーン:デパートで「ポップアップ・スタジオ」&数々のコラボ 粗悪なものが出回るくらいなら、「高画質のフェルメールのトイレット・ペーパー」を 「ヴァーチャル・アウラ」はオリジナル作品の力をさらに増す 実績:「あなたが世界から受け取れるものは、

    【後編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略
    motowaka
    motowaka 2013/11/02
    「私達は、人々が Rijksstudio を通じて作品に直接触れ、創作物を作り、他の人の作ったものを目にすることで、結果オリジナルの作品のアウラが増すと思っています。」
  • 【前編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略

    今月 3 日にロンドン・ミュージアムで Museum Ideas というカンファレンスに出席した。20 ヶ国から 200 名が集まるという結構大きい国際カンファレンスなのだが、内容は 12 名のミュージアム関係者がそれぞれ、彼らの館で行っているさまざまな “イノベーティブな” 試みやその根幹をなす思想をプレゼンテーションする、というものである。 面白いプレゼンもいくつかあったので、その中から特にデジタル×ミュージアムに関する話題に関して覚書を残しておこうと思う。ので、突然のブログ再開です(笑)。 まずは、今回の私のお目当てのひとつでもあったアムステルダム国立美術館のデジタル・コミュニケーション・マネージャー Peter Gorgels 氏による、同館の新しい WEB サイト&コレクション・アーカイブ・サイト Rijksstudio について。 題して “Rijksstudio: New a

    【前編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略
    motowaka
    motowaka 2013/11/02
    "12.5 万点にのぼる彼らの所蔵作品を、すべて高解像度(2,000 x 2,000 px, 300dpi)でアップロードし、さらに、それら画像すべてのダウンロード、保存から改変・加工、使用まですべて無料かつ権利フリーで提供したのだ"
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