パチンコ店駐車場に止めた乗用車内に生後6か月の長男を放置して熱中症で死亡させたとして、高知県警高知署は13日、高知市桟橋通、主婦山崎ひかり容疑者(26)を重過失致死容疑で逮捕した。 調べに対し、「(店で)パチスロをした後、車に戻ったらぐったりしていた」と供述しているという。 発表によると、山崎容疑者は12日午前11時15分頃、同市東雲町のパチンコ店の駐車場に止めた乗用車の後部座席に、長男隼ちゃんを約3時間半にわたって放置し、熱中症で死なせた疑い。 車は窓を閉め切り、冷房もかけていなかった。 山崎容疑者は、車に戻ってぐったりした隼ちゃんを見つけた後、近くの電器店の駐車場に車で移動してから119番。 当初は同署に「電器店で買い物をしていた」と話していたという。 高知地方気象台によると、12日の同市の最高気温は午後3時過ぎに23・7度を記録していた。 山崎容疑者は、夫と隼ちゃんとの3人暮らし。