公職選挙法違反の罪に問われ、無罪を主張している河井案里 参議院議員について裁判所は保釈を認め、案里議員は、逮捕以来4か月余り勾留されていた東京拘置所から保釈されました。 案里議員は、みずからが初当選した去年の参議院選挙をめぐり、地元議員5人に現金を配ったとして、夫で元法務大臣の河井克行被告(57)とともに公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。 弁護士の5回目の保釈請求に対し、東京地方裁判所が27日、保釈を認める決定をし、これに反対する検察の抗告も東京高等裁判所が退けました。案里議員は保釈金1200万円を納め、ことし6月の逮捕以来、4か月余り勾留されていた東京拘置所から保釈されました。 この事件では2人の裁判が一緒に開かれていましたが、河井元大臣が弁護士全員を解任したため、9月、分離されました。 案里議員の裁判は、10月23日の審理で予定されていた証人尋問がすべて終わり、裁