ザッポスは、僕が最も敬愛する企業だ。 以前も、名著「ザッポスの奇跡」に触発され、4回にわたり、ザッポス経営のすばらしさをさまざまな切り口で記事にした。 ・ザッポス「顧客にWOW!をお届けする」奇跡の経営,その本質を探る (2009/12) ・ザッポス「顧客感動サービス」の経済合理性を徹底分析する (2009/12) ・アマゾンが800億かけても買収したかった「ザッポスの奇跡」 (2009/12) ・驚きの反常識!ザッポス流マーケティングの真髄とは (2009/12) 今回ご紹介するのは、そのザッポス率いるC.E.O、トニーシェイ氏自らの手による自伝風経営書「ザッポス伝説」だ。すでにAmazon書評にも絶賛の嵐があるように、カジュアルなタッチで書かれてはいるが、真実のみが持つ迫力に満ちた内容になっている。 特に、幼少期から大学時代、最初の創業を経て、いかにザッポスの着想が生まれてきたか。そし