大阪環状線の新型車両323系が公開されました。快適性のほか、乗降用ドアの数が減少したことで安全性の向上が期待されています。またこれに伴い、国鉄時代に製造された大阪環状線の電車が新車へ置き換えられる予定です。 混在する大阪環状線 大阪市内を一周するJR西日本の大阪環状線。その新型車両である323系電車が2016年6月24日(金)、車両メーカーの近畿車輛(東大阪市)で公開されました。 「大阪環状線の色」として長年親しまれてきたオレンジ色を基調に、先進的なデザインにしたという新型電車323系(2016年6月24日、恵 知仁撮影)。 その大きな特徴は、まず「ドア」です。現在の大阪環状線用電車は乗降に使うドアが片側4か所ですが、新型の323系は3か所に減りました。一般的に、ドア数が多いほど乗降に必要な時間を短くできるため、利用者が多い路線では4ドア車がふつうです。 にもかかわらずドア数が減った理由と
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