会社員は、給料から引かれる厚生年金保険料とともに「国民年金」を自動的に払っています。しかし、転職のタイミングや個人事業主として働いている場合(第1号被保険者)は、自分で納めないといけません。 ついうっかり年金を未納にしてしまった、経済的に苦しくて未納にしてしまったという人もいるのではないでしょうか。 今回は、年金保険料を払わないとどうなるのか、また、経済的に年金が払えない状況のときにはどうしたらよいのか、その対策について解説します。 国民年金の未納率が問題に 令和元年度末、公的年金加入者6,768万人のうち年金保険料を24ヵ月以上払っていない未納者は125万人でした。