HOMETVアニメ『江戸前エルフ』安齋剛文監督インタビュー エルダのノリの良さ、小柚子の汗、最終話のBパート…描きたかったポイントに迫る 2023年4月に放送がスタートし、先日最終回を迎えたTVアニメ『江戸前エルフ』。本作は、東京都中央区⽉島の「髙⽿神社」を舞台に、ご神体のエルフ・エルダと、巫女の⼩⾦井⼩⽷を描いた下町コメディだ。 今回は、本作で監督を務めた安齋剛文氏にインタビューを実施。好評の中で放送を終えた作品について、原作のこと、キャラクターのこと、ストーリーのこと、さまざまな質問をぶつけ、制作を振り返ってもらった。 エルダを通して描こうとした、諦めに対する抵抗 ――本日はよろしくお願いします。まず、安齋監督が『江戸前エルフ』に携わることになった経緯から振り返っていただけますか。 2021年の春ごろですかね。C2Cのプロデューサーの山田さん(山田良輔氏)から電話があって、『江戸前エル